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『仮面ライダーストロンガー』感想23

◆第33話「ストロンガー 満月に死す!?」◆ (監督:山田稔 脚本:村山庄三)
ストロンガーへの対抗手段を得ようと父祖・狼男の肖像画に祈った狼長官は、満月に子供の命を捧げればプラズマエネルギーが最高に達するからやってみな、とアドバイスを受け、次々と子供達を誘拐。
恐らく山田風太郎的な忍法帖フォーマットなのでしょうが、ドクター・ケイトの毒、ドクロ少佐の火炎、などと同様、狼長官はプラズマを与えられ、デルザー軍団は何となく属性分け。
その頃、今日もストロンガー嗅覚で怪しい気配の方角へ向かっていた茂は、路上駐車された藤兵衛のジープを発見。その藤兵衛は、怪しげな振りとは全く関係なく、歯医者で治療を受けていた。が、その歯医者の正体が狼長官で、待合室の子供達ともども「罠にかかったな」と襲われる藤兵衛。
前回は裏でこそこそ動き回る策士系キャラとして登場した狼ですが、冒頭から、何が罠なのかさっぱりわかりません(笑)
子供達を守って戦う藤兵衛に投げ飛ばされる狼組(弱い……)だが、更にそこに茂が駆けつけてストロンガー変身。長官は入れ歯を投げつけるという予想外の攻撃から、満月プラズマ光線を放つが、ストロンガーに効かず撤退。
……普通に電キックで倒せそうなのですが、大丈夫か、狼長官。
さらわれた子供達の行方を二手に分かれて探す茂と藤兵衛だが、藤兵衛が狼組に襲われ、悲鳴を聞いた茂が駆けつけるも罠にはまって地割れに飲み込まれ、地下施設でカプセルの中に閉じ込められてしまう。
藤兵衛のヒロイン力が凄い勢いで上昇していきます。
「地獄へゆく前に、天国の夢でも見るが良い。ははははははは」
ストロンガーは催眠ガスを浴びて眠ってしまい…………ええともう、儀式、必要ないのでは。
だがそこへやってくる、デルザー軍団の隊長ブランク。
「ストロンガー、俺が殺す」
乱入してくるなり狼組の戦闘員を射殺しており、デルザー軍団はもはや、仲悪いを通り越して、メンバーが自由すぎます。シャドウだけが特別駄目なわけではないのかもしれない。
「なるほど。だが、ブランク。おまえまさか、眠っている敵を殺すほど卑怯じゃあるまい」
「なんだと?!」
「そんな事をしてみろ。おまえの先祖のフランケンシュタイン様が泣くぞ」
正面から刃向かっては分が悪いと見たのかブランクを丸め込む狼だが、一度は頷いたブランクはストロンガーを見張ると言ってその場に残り、狼が儀式で離れている間にやっぱりカプセルを解除してストロンガーに銃を向ける。
デルザー軍団がこだわりを持つ父祖の魔人を引き合いに出して説得材料にした所までは特性が出ていて良かったのですが、結局その後あっさり無視してしまうので、色々と台無し(^^;
案の定寝たフリだったストロンガーは銃撃をかわすといきなりチャージアップし、ブランクを適当に殴ると急ぎ儀式の祭壇へ。満月の力を受けてパワーアップした狼長官はエレクトロファイヤーも電キックも跳ね返し、超電スクリューキックにも超電三段キックにも耐えるが、月が雲に隠れてプラズマエネルギーが弱まった所に超電稲妻キックを受けて大爆死するのであった。
前2話、なるべくデルザー軍団には見せない切り札扱いという使い方が格好良かった超電子モードですが、あまりアクション無しというわけにもいかなかったのか、今回は前座とメインイベントで2回使用。しかもドクロと岩石を瞬殺した必殺キックが効かず、最後は天候の助けでなんとか撃破する、というやや冴えない描写になってしまいました(^^;
狼長官の強化も、満月の夜に生け贄を捧げる→プラズマチャージアップ! という話だった筈が、満月の力でプラズマチャージアップ!→お礼として生け贄を捧げる、と途中で因果関係がひっくり返ってしまい、子供を大量に集めていた意味が霧消。
超電子モードを用いてもやはりデルザー軍団は強敵、という力関係自体は良いのですが、それにしては狼をあまりにも前半で弱く見せすぎてしまい、ブランクの行動原理・超電子モードの使い方・狼長官の見せ方、と雑の3点盛りでちぐはぐになりすぎました(^^;
次回、ヘビ女のデザインは格好いいけど、既に存在感のない隊長ブランクの運命や如何に?!