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黒き骸とサンダーボルト

◇『クロムクロ
第18話。
どうせ今回クロムクロは微動だにせずこのままドタバタで終わるに違いない、と作品のパターンに慣らされて油断していた所でまさかの急展開(笑)
前回のサボテンメカへの指示が伏線だったとはビックリです。
とはいえサボテンメカが見た目だけで判断して捕まえたとは思えないのですが、遺伝子データが一致するとか何とか、そういう話になってくるのか。
一方の姫様(仮)にも、異星人としての幼少の記憶が明確にある事が判明。
まあこれは、偽の記憶を上書きされているとかどうにでもなる部分ではありますが。
そもそも鷲羽家とは何か? 剣之助の記憶はどこからどこまでが正しいのか? といった要素がどう物語の真相に繋がっていくのか。今作、その辺りの種明かし次第では、ええーーーーーとなる可能性を存分に秘めておりますが、面白く着地してくれるといいなぁ。
にしても、3ボケトリオは、このままボケ倒して終わるのか。
皆の意識が完全に逸れている中で流れる「別れの挨拶」は面白かったけど、酷い(笑)


◇『サンダーボルトファンタジー
1話1話感想を書く感じでもないのですが、引き続き、面白く見ています。
第4話から登場した殺無生の、剣の達人にして人生の判断基準が「こいつ斬りたい」か「どうでもいい」しかないというマッド人斬りぶりが非常にいい感じ。その上で、俺のせいで客がいなくなって宿の主人が不憫なので貸し切りの代金を支払った、とただのゴロツキではない色を付けましたが、基本、斬り殺す相手は会った瞬間に運命になるのが一流、とか言い出す駄目なキチガイなのが素敵です。
それにしても、「剣を極めて15年」と言っていましたが、意外に、いい歳なのか。ビジュアル系バンドのボーカルみたいな見た目なのか、それ。
合わせて、槍バカのバカっぷり、硫酸自爆作戦を考案する妖魔の人の感性、傷不患の奥行き、がそれぞれ描かれ、キャラクターの積み重ねが進んで面白くなって参りました。
飲み屋の場面で、ヒロイン以外の全員、「あー、このバカ死ぬな」という前提で会話していて酷い。
ところで背景に蚊遣り豚がありましたが、台湾にもある文化なのか、日本向けのお遊びネタなのか。