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セロリがあればなんでもできる

◆スピリットヒューマンさん
 >ダイボウケンの操作方法をリュウオーンに聞かれて現代の機械は分からないと匙を投げていたのにもかかわらず、
 >ほとんど一瞬しか図面を見ていないのにゴードムエンジンを完成させたガジャさんは実は物凄い天才なのでしょうか。
もともとの図面がルネサンスのものだったので、むしろガジャ様に近い、オカルト寄りのブツだったのかもですね。そうだとしてもガジャ様の機械文明への順応度が高いですが、ああいう細かい所も、きっちり伏線にしてくるのが上手いですよねー。
◆さやまきさん
 >冒頭の基地での思わせぶりな台詞が後の話でちゃんと説明されますし
新戦士への布石をひねった形で置きつつ、エピソードとしてさくらに不安の種を撒く、というのは上手かったですね。ボイスもチーフも我が道を行くので、側の真面目な人が苦労するという……(笑)
 >徐々にボウケンジャーに寄って行く過程を見せているので 仲間になる為のステップは周到に組まれてますよね
毛色の違うキャラを出して、それを無理矢理ボウケンジャーに引き寄せて変身に持ち込んでしまうのではなく、お互いの価値観を衝突させながら丁寧に削り合わせていくのが良いですよねー。
 >この辺の流れは會川氏らしいすごく綿密な設計図が作られてるなぁと感じましたね
立ち上げのひとまとめの後は、新戦士登場編、という脚本家の役割分担の明確さも良かったのでしょうが、「キャラの位置づけとその意味づけ」のロジカルな組み方が、凄く會川さんらしいですよね。
◆あきさん
 >16話までも面白く見ていたのに追加戦士がハマると一気に新しい彩りが生まれますね。
今作は初期5人のバランスが良かったので6人目には不安もあったのですが、色々な意味で目が離せません!(笑)
 >「あれ?なんか正義の味方みたいだね?」とわざわざメンバーに茶化させるあたり凄く確信犯ですよね。
冒頭の軽いほのぼのシーンかと思わせて、後半にきちっと効いてくるの実に上手かったですね。
 >もっともやってることは奥ゆかしさという言葉とはかけはなれていますが(笑)
「正義を派手に振りかざさない」というのをご町内レベルに落とし込むのではなく、むしろ世界規模に拡大した、というのは今作の面白い味付けですよね。裏サンダーバードとでもいう感じで。
 >200人近い戦士の中にボウケンメンバーが映ったときにそこはかとない違和感を覚えたのと同時に
 >「良かった認められてた」と心のどこかで安堵したのを思い出しました(笑)
『ゴーカイ』終盤を見る限り、地球意思、割とてきとーな所がありますからね……(え)
 >当初の想定以上に現場でどんどんやらせようということになったのかもしれません。
現場で動けると、喜んでドンドンやらせるのは伝統なんですね……(笑)
 >「逆境ナイン
おお、そんな所でその名を聞くとは……「ボールに歴史がないのなら!! 投げるおれが、七光りを与えるのみッ!!」みたいな理屈で話が進んでいくマンガです(笑) 元は90年頃の作品ですが、2005年に実写映画化(主演:玉山鉄二)されたので、プロデューサーの中で旬だったりしたのかもですね。
 >キュウレンのツルギ役の方がインタビューで10年前にこの役のオーディションに落ちたと話していたのを読んだことがあり
 >一人称俺様や色は違えど裾の長いコートで妙な感慨がありました。
それは奇縁ですね−。キャラ作りの時に、ちょっとイメージがあったんですかね。
◆タイキさん
 >この文章で思いっきり連想してしまったのが、それこそSMAPの「セロリ」です。
おお、そんな歌があるのですか(いわゆるJ−POPにはホント疎くて(^^;)。メディアを越えるセロリ繋がり……。
 >「バカレッドならではの魅力」をこのチーフによって一つ確立したと言えるのではないでしょうか。
80年代的超人リーダー×00年代的レッド、の擦り合わせというのは今作の課題だったのでしょうが、それを「専門バカ」に落とし込む事で成立させた、というのは成る程です。チーフが緩い面を見せていくのは若干違和感があったのですが、この辺りで馴染んできましたね。
 >「リエを失った狂気から完璧超人を演じる竜」を思い浮かべましたが、あっちが最後まで引きずってしまったのに対して、
 >チーフはそれを寧ろ肯定することで早めに切り抜けましたよね。冒険バカは流石です。
チーフに若干の人でなし感もありますが、究極の動機は常に個人の魂の中にある、というのがボウケンジャーらしさという感じですよね。
 >ボウケンジャーが最初現代科学で戦っていたのがどんどん古代文明の力を得ていき、
 >逆にネガティブシンジケートが古代文明の存在から始まって現代科学の力を得ていく。
現代文明の力で古代の脅威に立ち向かう、というのは一つのフォーマットですが、敵方との対比の組み方などの、心配りがあって、全体の設計がよく見えてますよね。そういう視線が行き届いているのが、ただのひねったヒーローに終わっていない作品としての巧さだなと。
◆橘まことさん
 >まさか4話時点でメカマサキの登場を予言されるとは思わなかったです(笑
我ながらどんぴしゃ(?)でした(笑)
 >そんなマサキ(notメカ)は、生前「不敗の爪」とかそんな異名をつけあっていたんじゃないかと予想しています。
や、闇の力が……! 凄く、ありそうですが(笑)
 >キャラの深みを出しつつ「ボウケンジャーは正義の味方ではない」という立ち位置を事前にしっかりアピールするところがまたうまいですね。
終わってみると、この冒頭のやり取りが凄く意味を持っていて絶妙でしたね。単純にシーンとして面白いのが目くらましになっているのも実にテクニカル。
 >にしても、すっかり菜月は蒼太と組んで真墨をからかうのが上手になってしまって……(笑
もともと性格は明るめですが、より多くの他者と触れ合う事で、真墨に庇護されるだけではない、「間宮菜月」がドンドン出来上がっていっている、という感じも丁寧ですよねー。
 >「知らぬ間にチーフがボロボロになったと思ったら急にボウケンジャーをやめるといって出て行き、見つけたと思ったら妙にハイテンション」という状況
……を見て、「いつもの、チーフですよ」と言ってのける蒼太さんは、やはり一番ナチュラルに危ない。
 >思えばチームを致命的なピンチに追い込むのって、いつもチーフの言動が発端のような……
それもまた、リーダーらしさ、なのでしょうか……。
◆輝剣さん
 >近親憎悪というやつですなぁ。
メタ的にもちょっと被り要素が心配される真墨ですが、頑張ってほしいです! 今から今後の絡みが楽しみです(笑)
 >優秀なんですよ、ガジャ様。詰めが致命的に甘いだけで。そんなドジッコ・ガジャ様の今後の活躍にご期待ください。
ゴードム文明自体が割と謎ですが、遠い未来に1人蘇り、戦力を現地調達しながらゲリラ活動を続けるガジャ様、凄いですよね……。世が世なら、牧野先生辺りとは意外と仲良くなれそうな気もしてみたり。
 >この時はともかく出動前の表情には気づいてあげて欲しかったですね、現場指揮官的な意味で。
チーフなんでそこ、説明の必要感じてないの?! という(笑) この辺りの人心掌握ポイントのズレ加減は、チーフの短所であると同時に愛嬌でもありますが(^^;
 >ただ、そういうコンビって動を担当するキャラの方が前面に出てしまい、静のキャラの影が薄くなりがちなんですよね……
ガイがかなり良い味出しているだけに、どうしてもうそういう所は出てしまいますよね(^^; その分、戦闘力ではボウケンジャーを圧倒しましたが。
 >ボッチが粋がっておりますが、餌にしたはずの男の相談に乗ってあげている人の好さからはツンデレ臭がプンプンと。
高丘が何かと喋りすぎるのは、他人との会話の間合いが掴めていないからな気もしてきました(笑) だからとりあえず、思いついたこと全部喋ってしまうという。
 >次はキュウリでお願いしますとか当時の親御さんは思っていたのでしょうか?
ありそうですね(笑) そういえば登場回では、パプリカ?もかじっていましたし。
 >これで何の憂いもなく趣味に打ち込めるという冒険オタクの晴れやかな笑みが素敵です。
冒険から逃げない事がむしろ俺なりの供養! という自己解決は実に強烈でした……。
◆やずみさん
 >悪く言えばヤバそうな「冒険・命」という部分を6人目登場というターニングポイントで変化させるのではなく、
 >開き直って堂々宣言するという今回の展開には驚いたのを覚えています。
割とすんなり受け入れてしまいましたが、言われてみれば、ロマン主義の問題点を過去の幻影に突きつけられて、それを支える使命感に目覚めて新しい力を得る、という方が普通ですね……(笑)
 >理屈を考えるなら、二人がお互いを「自分とは違う道を歩む男」として認め合った、ということなんでしょうけど。
チーフのリーダー性と、謎の説得力の根っこにこの、懐の広さがあるのかな、と思った所です。自分なりの許せない存在の基準はあった上で、他者の価値観を否定しないどころか、飲み込んでしまうみたいな(笑)