長らく本棚に眠っていた、パーネル・ホールの<探偵スタンリー・ヘイスティングス>シリーズ、『脅迫なんか怖くない』『脚本家はしんどい』を読了。
うーん……シリーズが長くなって、ちょっと悪い意味でパターン化してきてしまったというか、少しだらけてきたというか、両方とも今ひとつだったなぁ……。
だいぶ放っておいたので、シリーズが更に3冊出てるんですけど、久々に買おうかな、という気にはならず。
“冴えない中年探偵が本当に今ひとつ冴えないまま、どたばたしながらも何とか事件を解決する”というコメディタッチのミステリなのですが、表紙の絵と邦題の付け方のセンスが好きなんですけどね。
初期にあった哀愁とか微妙な格好良さが薄れてきているのがちょっと残念。