とりあえずうちの店における春のアニメ化原作コミックでは売れ行きトップに躍り出たかも。
まあ今回、(既に視線は夏に期待いっぱいなぐらい)全体的に低調なのですが、その中では確実に“売れている”という感じに。
巻数手頃で、画力あるし、広く受け入れられやすい絵柄だし、綺麗な兄ちゃん姉ちゃん盛りだくさんだしと、着火すれば行けそうな要素は持っていたのですが、うまく火がついたかな、と。買っていく層がだいたい中学生ぐらいですし。
この層は普段、コミックブレイドに触れているとは思えないので(しかしそもそも、ブレイドがどちらを向いているのかは未だ謎なのですが)、ここから雑誌そのものを拡販したい所なんだろうなぁ、ブレイドは。多分、無理っぽい気はしますが(笑)
でもブレイドは、出生の経緯云々は抜きにしても、現在は何となく、ガンガンの客を食べようとしている気がしてならないわけで。そして面白い事に、載っているマンガの平均レベルを仮に比べる事が出来るなら、今は多分、ブレイドの方が上。
まあそれは、雑誌が売れる(特に月刊誌の場合)必要十分条件とはならないわけですが。
にしても月刊マンガ誌というのはどうして、
“描ける”漫画家
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(深くて広い川)
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“描けない”漫画家
という二極構造になりがちなのだろう。