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プロたるものは

先頃出た、風の呪殺陣<新装版>』(隆慶一郎の「解説」(井川香四郎)より、駆け出しの脚本家時代の井川が、とあるパーティで、脚本家の大先輩であった池田一朗隆慶一郎の本名)よりかけられた言葉。


「君は、注文があれば、どんな仕事でもすることができるか?」
「は……はい」
「注文がなくても、自分の書きたいものを書き続けることができるか?」
「は、はい」
「そのふたつができればプロになれるよ」
改めて、隆慶一郎は格好良い。
文筆業に限らず、色々な事に通じる至言であるように思います。
2番目が重要なわけですが、1番目あっての2番目なんですよね。そしてそうでありながらまた、2番目あっての1番目でもある。
本当に、この方がもっと長生きして作品を書き続けていたら、恐らくは司馬遼太郎に匹敵する評価を得るに至ったのではないだろうか、というのはファン皆思うところでありますが、短すぎた作家生活が惜しまれてなりません。
とりあえず改めて、個人的なお薦めベスト3。

影武者徳川家康(上) (新潮文庫)

影武者徳川家康(上) (新潮文庫)

花と火の帝(上) (講談社文庫)

花と火の帝(上) (講談社文庫)

死ぬことと見つけたり(上) (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり(上) (新潮文庫)

特に『影武者徳川家康』は、歴史小説を読む方には、是非とも。凄いから。
これ読むと、並の歴史小説は読めなくなります。
いやほんと、どうにかして、隆慶ブーム来ないかなぁ。