- 作者: 七月鏡一,藤原芳秀
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: コミック
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もともとジーザスは血まみれ泥まみれで苦戦係数の高い主人公ではありますが、今巻は全体的に振るわず。
勝利自体はギリギリでも、ジーザスはその過程で格好良くないとなーと思うのですが、クロスオーバーも本格化という事でまずは目立たせるという意図もあったのでしょうが、台場巽のターンが、少々やりすぎ感あり。
基本的に、この世界観における、人間の限界って、楯先生だと思うのですが(笑)
もとよりジーザスの場合、個vs個における“達人”というよりは、ずば抜けた戦闘技術&生存技術&悪運という総合能力の高さにより、一対一でも多対一でも常に最大のポテンシャルを発揮できる、というステータスなので、vs達人では分が悪いわけではありますが。
ときおり連載マンガで、主人公が負けるとアンケートが悪くなる、みたいな話を作者の愚痴まじりに聞く事がありますが、なんか初めて、その気持ちがわかりました(笑)
ジーザスは勝ちとか負けとか抜きに、もう少し格好良くあってほしい。
後まあ物語の方も、全体的に次巻以降への前振り、になってしまった所があり、少々物足りず。
ここまで大がかりに展開していれば、こういう巻もあるか、と納得するしかないか。
そんなわけで、今回かなりあちこちに張り巡らせた伏線がどう活きてくるか、次巻以降に期待です。
しかし、彼等はなぜ、日本名?(笑)