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『超新星フラッシュマン』感想1

#1「急げ!地球を救え」
あまり良くない病気だとは思うのですが、戦隊物のOPを見ると安心します(笑)
タイトルコール→揃い踏み→個人紹介→アクション→ロボット
素晴らしい様式美。
物語は、改造実験帝国メスの地球侵攻と、フラッシュ星で育てられた5人の地球人の若者が、それを知って故郷へ戻ろうとする所から始まります。
赤ん坊の時に地球からさらわれ、20年間フラッシュ星で育てられた、5人の地球人。
20年間の育ての親を、割とあっさり振り払います(笑)
レッドが発見した宇宙船で、一路、地球へ。
「とっくに調査済み」の割には、監視ロボットに襲われたり。
一方地球では、メスの大部隊が地球人を虐殺中。この辺り、大規模攻勢とメカ戦、ドッグファイトは、第1話のお約束。
そのままメスの幹部連中との地上戦に雪崩れ込むのですが、先に敵幹部に名乗られるとは思わなかった(笑) 人語を喋らない一人を、女性幹部が代わりに名乗る辺りとか、ちょっとほのぼの。
地上戦はお約束通りに個人装備の紹介アクションの後、なし崩し気味に合体武器で敵怪人を葬り去ります。
ほぼ一切、何も出来ないまま死んだゾウ怪人可哀想。
あまり説明なく進みますが、演出の勢いがあるのと、とりあえず「復讐の為に帰ってきた」らしいというポイントがはっきりしているので、違和感なく見られます。
この辺りは、良くも悪くも伝統芸能の強み。
地球の自然に感動し、まだ見ぬ父と母への思いを口にしながらも、メスとの戦いに決着がつくまでそれは忘れるんだ、というラストは秀逸。
気になった事としては、レッドが老け顔。あと、女性二人パターンで、イエローが可愛い系で、ピンクが少し濃いめ、というのは珍しいような。
#2「見たか!巨大ロボ」
前回、起動プログラムの入ったディスクを抜き取って殴り飛ばした監視ロボットがまた再起動したとかで、冒頭から再び殴り飛ばすなど、扱いが酷い。というか、放っておくと襲ってくるような監視ロボットを、基地の中に転がしておくな(まあこれが、いわゆる長官ポジションとマスコットポジションを兼ねたロボなのですが)。
地球の遺伝子サンプル収集の為に、毎度律儀に発進する、改造実験基地ラボー(敵の超巨大円盤要塞)。
今回Bパートがロボットバトルの予定なので、早くも変身して地上戦開始。
敵幹部連中も律儀に全員登場し、フラッシュマンは1話で使いそこねた、共通武器の光線銃(変形仕様)で怪人と戦います。
一方、ラボーの中では、海から採取したクラゲの遺伝子を用いて、大博士が遺伝子シンセサイザーを演奏中。
大帝様いわく、
「今日の遺伝子シンセサイザーは、最高の演奏だ!」
そして生み出されたクラゲ獣がが巨大化エネルギーキャラでして、倒した怪人が巨大化。
吹き飛ばされたフラッシュマン達は、Bパートに入って、フラッシュ星での辛い20年間の修行をそれぞれ回想します。
あれ、1話で一生懸命引き留めていた割には、けっこう本気で復讐に燃える戦士を育成していますよフラッシュ星人さん(笑)
うむ、それは、逃げるな(違います)。
その後は、正規のプログラムを入れられたロボットがナビロボットとして目覚め、合体をサポート。巨大ロボットバトルで終了です。ロボット合体はもう少し前振り欲しかったですが、こんなものか……1話はまあいいとして、2話続けて、物語ほとんど無しの、要素見せオンリーだと、ちょっと辛い(^^; まあ本来なら、1週間空いて、なわけですが。
後はキャラストーリーなどが始まってどうか、かな。
5人があの格好のままなのかも含めて。
それにしても、フラッシュキングのシールドが、哨戒機のレーダードームだったという衝撃。
ちなみに挿入歌の、フラッシュキングの歌が結構格好いいのですが、


スターコンドルテイクオフ 夢にまで見た地球の空へ
という歌詞は、本編見直してから聴くと、なかなか迫るものがある。