『電磁戦隊メガレンジャー』 #3
本放送見ていたのですが、懐かしくなってちょっと見てみました。
高校生戦隊なのですけれど、当初意図されていた“青春もの”としては滑ってるんですよね。まあ、脚本が武上純希だから仕方ない。
段々と長官ポジションである久保田博士と戦隊メンバーの間に信頼関係が生まれていって“疑似家族もの”の構造を呈しだしてから面白くなってくるのですが、そんな序盤の見所は、わざわざ鈴置洋考を配しておきながらひたすらへたれな敵幹部ユガンデと、衛星軌道上の宇宙基地が変形し、敵と戦う為に毎回大気圏に突入する巨大ロボット・ギャラクシーメガ。
基地スタッフを乗せたままロボットに変形し、圧倒的にネジレジアを蹂躙するギャラクシーメガは、本作最大の呼び物です。
第3話など、わざわざギャラクシーメガに対抗する為に敵が怪人巨大化ウィルスを開発し、巨大化バトルに持ち込んだにも関わらず、
登場→斬撃×2→敵の飛び道具をシールドで反射→必殺技
で、無傷・秒殺。
酷すぎる。
コンピューター戦隊という事で、当時のPC技術を前面に出している為、その方面の古くささが露骨なのが難ですが、その15年の時の流れは、ネタとして楽しむしかない。
大量のフロッピーに分割して記録する時代が確かにあった……。