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『特警ウィンスペクター』感想17

◆第28話「飛べ!優子号」◆ (監督:小西通雄 脚本:杉村升
レアキャラ、降臨!
バスの中でマナーの悪い男を注意した事から、老夫婦と仲良くなる香川優子(竜馬妹)。
香川善一郎・晴子という、老人ホーム暮らしの二人に、苗字が同じという縁もあり、可愛がられる事となる。
そんな近況を書きつづった優子からの手紙を本部で読む竜馬は、手紙の中に気になる文章を見つける。老夫婦と外に出かけた時、晴子夫人が、謎の男に襲われたというのだ。妹の割と果敢なタックルもあり夫人は無事だったが男はそのまま逃げ去ったという。
手紙の内容を聞いて、香川善一郎というのが有名な工学博士ではないかと気が付く純子。
すかさず解説を始めるマドックス
油断しているとすぐに出番が無くなるマドックスは、常に口を挟むタイミングを図っています。
大丈夫、デミタスに比べれば、抜群の存在感だから!
1年前に国立科学アカデミー所長を退職したという、香川博士。地元警察にはただの引ったくり事件と処理されたが、正木の指示で念のために特警は周辺を調査する事となり、竜馬と純子は国立科学アカデミーへと向かう。
博士は太陽エネルギーに代わる可能性を秘めた、夢のエネルギーとして素粒子エネルギーの開発を推進していたが、失敗。その責任を取る形で所長を辞任していた。辞任に際して各方面に奔走し、一緒に退職する事になった部下の研究者全員に仕事を見つけるなど、研究者としてだけでなく、人柄も素晴らしい人物であったという。
その頃、夫妻の暮らす特別養護老人ホーム・グリーンプラザを訪れる優子。
老人達のアイドル化する優子
遺産を狙う優子
やたらハイテンションな老人達は、見た目も派手。
まあ、大人しくすると絵が地味になりすぎてしまうので、ある程度、コミック的になるのを覚悟で、派手にするしかないのですが。
善三郎を中心に彼等の作っている小さなロケットを見せて貰った優子。はしゃぐ老人達はロケットに優子号と命名する。再訪を約束してホームを出た帰り道、優子は善三郎の孫と誤解を受け、誘拐されてしまう。「素粒子エネルギーの方程式を教えろ」という脅迫電話を受け、呼び出しに応じる善三郎。夫人の頼みを聞き、その後を追う老人達。
老人達がパトカーでチェイスしている頃、老人ホームを訪れ、事件の急展開を知る竜馬。
善三郎に話を聞きに来たという所なのでしょうが、あまりに前振りが無くてちょっと唐突な感じになってしまったのは残念。
その頃、善三郎は優子をさらった犯人の待ち受ける工場内部へ辿り着いていた。
犯人の名は、新田誠一。博士の元助手であり、国立科学アカデミー退職後に博士の口利きでアメリカの大学の研究員となっていたが、職場に馴染めず、退職。一月前に日本へと帰国していた。香川博士が実は素粒子エネルギーの研究を完成させていた事、しかしその過程で、絶大な威力を持つ爆弾を簡単に作成できる方法を見つけてしまった事から、研究の全てを封印して破棄した事を知っていた新田は、博士に、その方程式を教えるように迫る。
「さあ、大事な孫の命が惜しければ、あの黒板に素粒子エネルギーの方程式を書くんだ!」
黒板?
……ホントだ、よく見ると工場内部に黒板用意しているよ新田(笑)
やむなく黒板に方程式を書き出す香川博士。
デジカメとか無いので、新田も新田で、この後、大変そうです。
そんな新田へ、博士を追ってきた老人達が鉄パイプで襲いかかる。優子の解放に成功し、逃げ出す老人達へ向けて新田は銃を乱射。流れ弾が工場に放置されていた薬品に引火し、大爆発。とここはお約束。崩れてきた鉄骨を老人達が支えているのが凄いですが(笑) 外から老人の一人が浮き上がらせた大量の風船に気付いた竜馬が、現場に急行。バイクル・ウォルターと共に工場の延焼を食い止め、新田を逮捕、老人達と優子の救出にも成功するのであった。
……この兄妹はホント、久々の再会ですね(^^;
優子役の子が、当時、売れっ子の子役だったりしたのかなぁ……? 或いは、学業とのスケジュール調整を失敗したのか。大人の事情を考えたいレベルで、出番無かったからなぁ、妹。千葉に住んでいるという設定も良くないですが。むしろ、最初からあまり出す気が無かったから、千葉在住なのか。
ぶっ飛んだ前回とのバランスもよく、適度にまとまった意外といい話でした。
主人公妹と老人達の交流が軸、などというエピソードを面白く展開できるのが、今作のいい所。
…………で次回、よ、妖怪?!
なんかインカムへの叫び方が「行け、ザ○ーガー!」みたいだけど(笑)