◆タイキさん
>ジェットマンは正に「団結」の物語であり、スーパー戦隊シリーズの本質を実はストレートに問うてますよね。
ここまで来ると改めて、今作がヒーロー物で形骸化した扱いになってしまっていた部分を描き直そう、という作品だったというのが見えてきますよね。
>要は鏡写しなんですよね、どっちも存在しうるが道を間違えれば直ぐにああなってしまうと…。
「正義」が「正義」だから、勝つ/強いのではなく、どうして勝てるのか、というのが悪との対比で描かれている、というのがいいですよねー。
>単なる敵の謀反というか仲間割れで事無きを得るだけでなく自分たちが積み上げてきた団結力で逆転という流れが熱いです。
竜と凱の活躍だけでまとめてしまいそうな所を、けっこう丁寧に皆の活躍を入れてますよね。ひねすぎる時もありますが、おっしゃる通りなんだかんだ、井上敏樹は抑える所は抑えてくれるなぁ、という(笑)
>恐怖と権力による支配は間違いなく組織を瓦解させる元凶ですし、栄えたためしはないですからね。
タイミングが無くて後回しになっていた感のある長官エピソードがトランザと対比するような形で機能したのも良かったですね。
>勿論竜と凱の友情ドラマの結実でもあるのですが、それ以上にやっぱり香との関係性をきちんと清算しておく意味合いがあったのではないかと。
表は表でいいシーンをやりつつ、裏に一つ仕込んでいる、というのがここ巧いですよねー。内容が内容だけにかあまり露骨にしなかったも、逆に味わいが出ましたし。
◆さやまきさん
>実はここにたどり着いたのも剣の感想から(笑)でしたので
おお、そうだったのですか。ありがとうございます。今ではかなり、思い入れのある作品になりました。
>これはDVD12巻(最終巻)のスタートが45話になっていて最終巻を見るとそれだけで
>最初からの流れが掴める作りになっているのがとても気持ちよかったです
あ、なるほど。ラスト2話は特に映画っぽい構成ですが、45〜49話までが、ひとまとまりのクライマックス、みたいな意図があったのですかね。
>セブンを撃破した次の47話から剣崎は初期に着ていたボードのジャケットを羽織るようになっていて
それは気付きませんでした。ボードを潰したけれど、ボードの志を継ぐ、みたいな部分が盛り込まれていたのですね。『ブレイド』は終盤に入って、演出が凄く冴えてくるのも気持ちいい所ですね。
>終盤の盛り上がり方は平成の中でも随一だと思います(意外と終盤盛り下がる作品が多かったりするんで…)
話がまとめに入ると、バタバタしてしまったり逆にテンション落ち着いてしまう事があったりしますが、『ブレイド』はホント、色々な要素が噛み合って盛り上がりましたよねー。
◆マジマジさん
>管理人さんの自作タイトルが物凄く良かったのとネタバレ防止の為に、あえて黙っていたのですが、
>ブレイドには公式サイトや新聞のテレビ欄用に付けられた仮タイトルのようなものがあったりします。
ありがとうございます。そういうのがあるという話は聞いたのですが、潔く無視してみました(笑)
>こちらはどれも文字数の都合で面白みに欠けるのですが、しいて言うなら41話のと最終回のが好みですね。
今見ましたが、最終回、格好いいですね。あと、たい焼き編のシナリオタイトル「始まり、了(おわ)り」は、なかなか趣深いですねぇ。