「五代に伝えてくれ――……俺は待ってると」 (EPISODE18「喪失」)
◆EPISODE17「臨戦」◆ (監督:鈴村展弘 脚本:きだつよし・村山桂)
- 虎怪人との戦闘を交えつつの総集編。
- 鈴村監督は確かこれが監督デビューだったか。
- 突然のナレーションが、意図的なのでしょうが、ドキュメント風味で笑えます(笑)
- 書類仕事で遅れる一条さん、バイクを壊される五代くん。
- ……一条さん、割とバイク好きよねホント。
◆EPISODE18「喪失」◆ (監督:長石多可男 脚本:井上敏樹)
- 井上敏樹×長石多可男×新宿なので、今回は実質『シャンゼリオン』です(待て)
- 五代くん、ストンプを披露。
- 未確認飛行体の名称が、ゴウラム、と判明。本編で明かされていてホッとしました(笑)
- 出た、キノコ人間体……! 紫と白でコーディネートされたガタイのいいオカマ、という他のグロンギの変態路線とも更なる一線を画す、トラウマ案件。
- クウガは戦闘中、キノコ怪人に毒胞子を打ち込まれてしまい、変身が解けてかつてなくプルプルする五代。
- 杉田が、第5号(ヒョウ怪人)に殺された元同僚・鏑木の墓参りに行った、と言及。杉田が、まだ警察から敵と認識されていたクウガに絶体絶命の危機を助けられた際の出来事であり、その生死の境目を引きずっている、というのは今作らしいリアリティの置き方ですが、「生きていたら結婚式の日だった」というのは、少々盛りすぎた感。
- コウモリへのキノコのキッスに顔をしかめるバラのタトゥの女(笑)
- 「私なりに、自分の場所で頑張ってみます」……病院で椿から五代の状況について説明を受けた桜子とみのりは、それぞれの職場へと戻っていく。それぞれの居場所で、それぞれの出来る事をする、というのも、今作のテーマの一つ。
- 今作は構造としてはスペシャル・チーム物なのですが、個々の距離を敢えて遠くする事で、その間を繋ぐ心、をより重視して見せようとしている、のが特徴的。
- 五代不在の状況で、ヒーロー代理として、ピンチの警官を助ける一条さん。変則構成にしながらも、今作における「ヒーローとは何か?」という見せ方の一つが、しっかりと徹底されています。
- だが、五代雄介……死亡。
- Aパート割と早い内に毒に倒れたヒーロー(ちょっと戦闘もしたよ!)がベッドでひたすら藻掻き苦しみラストでそのまま死亡、という展開はストイック通り越してもはやパンク。