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半蔵忍法帖:第5話「銭が無ければ蔵から奪えばいいじゃない」

不定期『太閤立志伝5』プレイ録。
今作、キャラクターの役職によって兵数の上限が決まり、忍者の場合、頭領(元締め):4000、上忍:3000、中忍:2000,下忍:1500、なのですが、この他に、武将数が足りない時に穴埋めに登場する汎用忍者(武士の場合、汎用備大将)が存在し、その兵力が、何故か2500。
つまり、中忍より多い!
さすがに汎用忍者は非常に能力が低いのですが、軍備が整っていない状態だと、この兵数の差が地味に効きます(^^; そんなわけで、「敵の戦力激減だ、と忍者衆に引き抜きかけまくっていたら、むしろ軍団の最大兵力が増えた」みたいな事件が発生。
いたずらに引き抜かないで、計算をしよう、と思う半蔵であった。
さて、兵種が忍者に固定され、収入は社長の行商頼り、という忍者集団ですが、忍者ならでは、という特技があります。
その名を、《兵糧強奪》。
よくわかりませんが、どこかから兵糧を奪ってきます。
あまり期待しないで一度実行してみたら、思ったより大量の兵糧を奪ってきたので、おおこれは便利、と乱発していたところ……気がつくと半蔵の<悪名>がうなぎ登りに。
<名声>と<悪名>というステータスがあって、仕官などに影響するのですが、どうやら軽い気持ちで完全に道を踏み外してしまったようです。
とにかくこのゲーム、こういった部分の説明が無いので、知らない内に道を踏み外します。
……まあ忍者やっていると大概道を踏み外す仕様なのですが、見たことも聞いた事もない男に道でいきなり襲撃されたのは、さすがにビックリしました(笑)
なお、貯めた兵糧は特に売却できるわけではないので、やはり金銭収入は行商頼り。
また、悪名が上がっていくと、交易品持ち歩いていると襲ってくる盗賊や海賊の態度が変わり、「ひぃぃ、こいつが通った後は雑草も残らないって聞くぜーーーっ」など捨て台詞を残して逃げていくようになります。面倒くさくなくて良いのですが、たまに回復アイテムがわりに使っていたので(移動で減った体力を、戦闘中に秘技で回復)、それが出来ないのはちょっと困る所。
そして今作、買い物をする際に「交渉」――スロットマシンみたいなミニゲームで絵柄を揃えると価格が有利に――するのが基本(カーソルが最初から「交渉」の位置にある)なのですが、もはや相手を脅して強引に値下げ/値上げを迫っているようにしか見えません。
忍びの世界、それは、修羅の道なのだ。
1560年代後半、ちょくちょく伊賀の里へちょっかいをかけてきていた根来の里を包囲した伊賀忍軍は、兵糧攻めでひからびさせて撃破。返す刀で、割と関係の良かった甲賀の里へ攻め込むとこれを制圧し、近畿圏の忍者勢力を一つにまとめるのであった。
説明書によると忍者プレイのクリア条件として、「支持大名が天下統一」或いは「全国の忍者の里を自分で制圧」或いは「全ての忍術を修得」とあるのですが、歴史イベント諸々の関係で織田軍が猛威を振るっており、この分だとその内本能寺の変が起きそうですが、その後の織田勢力が分散するのか、これまた歴史イベントで秀吉の元に結集してしまうのか。その成り行き次第では徳川家の天下統一の道は遠そうで、さて、ここからの進路をどう取るべきなのか……。