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時の河

◇『コンクリート・レボルティオ』第9話
超人がテーマの作品において“超越者”を描くという、ある種の飛び道具でしたが、作品世界がぐっと広がって面白かったです。主体となっている物語とは全く別のレベルで、世界そのものを掘り下げるというのを、超大物ゲストライターの参加で、短編集から1本、みたいな形で持ち込んだのはお見事。
同時に、ごくさらっと、爾朗退職後の超人課がオールキャストで描かれているのが、今作の恐ろしい所です(笑)
イデアストーリーだけにしないで、必ず、大筋と絡めて展開するというのは、今作の一貫した長所……まあこれは、現代のアニメの枠で、昔の4クールアニメにおけるいわゆるボトルショー的な雰囲気のエピソードもやりたい、という欲張った結果だとは思いますが。
その欲張った造りを、今のところ破綻させずに1話1話成立させているのは、素晴らしいと思います。
あくまで全ては歴史の1ページに過ぎない、というのは偽史でもある『コンクリート・レボルティオ』にふさわしい要素ですし、そんな回でジャガーさんの正体について示唆されている、という多層構造もお見事。
マスター・ウルティマもけっこう曲者、というのが盛り込まれていたりするのも細かい。
今回の限りでは超人課から秋田課長の姿だけが消えており、影で暗躍していた事が判明して何らかの形で超人課を去り、その時のもつれからか爾朗も退職、孫竹が新しい課長?になっているが、国家の為に超人を保護名目で管理する、という基本理念は同様で、今や爾朗はその考え方そのものに反発を強めている、という感じでしょうか。
とりあえず退職のいざこざに関しては、秋田課長が悪い、という形で話が展開しそうですが、この2・3年後には超人課ともかなりこじれて立派なテロリストになっているのが、今回時点では笑美さんから「怒ってないから帰ってきなさい」扱いで、この後果たして爾朗に何が起こるのか。
そして次回は、今回ある程度素性が示唆され、謎のバンク風味変身(何か元ネタあるのかしら)まで見せたジャガーさんの秘密に迫る……? 第3話で、懐中時計の蓋(か裏)が大写しになった時に「TP」の刻印があったので、そういう事なのかしら、と思っていたのですが、そういう事の模様。予告聞く限りだと、“どちら側”なのか、まだわかりませんが。
それにしても、米国ロボ、強かった。