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月がとっても黄色くて

◆スピカさん
 >いつも楽しく感想読ませて頂いています。
ありがとうございます。
 >伊能真墨の菜月に対する感情(愛情?)は清々しいですよね(笑)中々こんなキャラいなかったかと。
恐らく、「放っておけなかった」とかそういうストレートな優しさもあったのでしょうが、それは言えない照れ隠しも含めた末に、もっと恥ずかしい事を言ってしまう、というのが凄く良かったですね……(笑)
 >洗脳されてイエローがみんなに攻撃した時の「菜月、お前仲間になんてことを!」というブラックの言葉に重みを感じたのかなーと思います。
あの台詞は、真墨の仲間である以上に、菜月にとって大切な存在を傷つけてはいけない、という気持ちがあった感じですよねー。
 >真墨のカッコ良かったり、チーフへの嫉妬心だったり、恥ずかしがったり、自己嫌悪したり・・という人間味のある
 >(少年っぽい)キャラは愛着が持てますね。
大人になる途中で色々割り切れない、というのがヒーローキャラとしてはちょっと独特で、それが凄く良い方向に転がってますよね。なんだかんだ、他人の感情に細やかなのはメンバー随一ですし。
 >真墨と菜月は、ここでしっかりと「真墨の方が思いが強い!」という関係を見せられたので、この先も見ていて楽しかった記憶があります。
気がつくといつの間にか菜月が手綱を握っているという……(笑)
◆橘まことさん
 >「プレシャスと女の心、同時に狙うか……やはり面白い奴だ」「真墨はそういうの、苦手そうだもんね〜」と
 >悪びれないのがボウケンジャーの魅力・個性だと思うので(笑、この話はちょっと物足りない部分がありました。
そういう感じで、ちょっと基準値がズレている感じが、ボウケンジャーの面白さという感じですよね(笑)
 >きっと基地に帰った後、Mr.ボイスに「君にとってイエローは宝ということか?」とか追い打ちをかけられ
辛いー、辛いーーーーー(笑)
 >それでも「お前を元に戻すための演技だった」と発言自体をなかったことにはしないあたりに、真墨の人の良さ・純粋さが出てて良かったです。
ああ言われてみれば、色々と言い訳しつつも、発言内容そのものは認めてるんですね。そういうところで嘘にしない、というのがホント青い春ですね……(遠い目)
 >巨大化は多分脚本にない撮影陣側のアドリブだと思うのですが、それだけ制作側もノッて作っていたのでしょうね。
あれは2段オチの一つ目として素晴らしかったですね(笑)
 >主役級の立ち位置にいる人物(チーフ、真墨)ほどキャラが崩されて、それがまた魅力を深めていますが、
 >最初から狙っていたのか、ちょっと気になるところです。
今作とにかく、立ち上がりの物語も怒濤の展開なら、キャラの掘り下げも怒濤ですよね……。
◆wayさん
 >見つけたときの表情とか見てもなんだか理由がありそうに見えて、そこまで悪人っぽくない(悪事は働くけど悪行のためではない)と感じます。
第13話って、『ボウケンジャー』的にも物足りないんですが、セオリー的にも「わけあり風ゲスト美女」なのに「わけ」が一切語られないので、話がぴしっと締まらなかった感じですよねー。
 >……まあ結局、正体不明だけどもしかしてかぐや姫?! で濁してしまったので、真意はどうか知りませんが(^^;
個人的には、月の暮らしで暇を持て余していた姫が、「そういえば昔地上人にあげたスペースユンケル、放置しておくと責任問題になるのでは……」とふと気付いてバカンスもとい冒険に来た、みたいな設定で見ていました(笑)
 >不死の薬をもらったのが翁(原典は帝)だったりと微妙なところが違ったりして、どうもモチーフを都合よく使ったばかりみたいな……。
確かに、原典にはあまり興味ない感じでしたね(^^; 低年齢層に馴染みのあるメジャーな昔話ベースで一本、というオーダーだったのかもですが。
◆五月サツキさん
 >真墨はジャケットを脱ぐ描写がちょくちょくあるので、お色気担当かもしれません(笑)。
本当のライバルは風のシズカなのか……(え)
 >この回は本当に……見てて甘酸っぱくて恥ずかしいです……(笑)。デレ度100%の真墨の説得及び告白が……。
真墨あれ、説得している内にどんどん自分で自分にガソリン注いでますよね……(笑) 必死さの極みで暴発→我に返り絶望、のコンボが素晴らしかったです。
 >サブタイトルが「甦る過去」で早くも菜月の過去が明らかになるのかと思いきや、真墨自らこっぱずかしい過去を仲間と視聴者に暴露という展開。
そう言われてみれば、いっけんミスリードのようで、ちゃんと「真墨の過去」が甦っているんですね(笑)
 >真墨の説得中、普段は一人称が名前である菜月が「あたし」を使っているのは、名前をつけたのが真墨だったからなのかなあとか。
おお成る程、それは気付いていませんでした! そう考えると普段菜月の一人称が「菜月」であるのは、アイデンティティの確認行為なんですねぇ……。
 >過去とどうやって決着をつけるか、自分だけの宝とは何か、進むべき道を見つけられるか、選び取れるか。
 >そういったところも物語のテーマなのかと思います。
作品のキーワードである「古代の秘宝」から、過去という要素でそれぞれ「訳ありのメンバー達」を配置する、というのは非常に上手く繋がった設定ですよね。この土台の強さが今作の強みだな、と思います。
◆スピリットヒューマンさん
 >荒川さんの脚本はクウガデカレンジャーなど基本的に好きなのですがたまにサブライターでの参加だと、
 >大惨事(ダブルのヘブンストルネード)を起こしたことがあるので少し心配だったのですがかなり面白かったです。
嗚呼、忘却のヘブンズトルネード…………基本的に書ける方ですが、助っ人的な参加数も多いので、たまにやらかしもありますよね……(笑) 今回はキャラとの相性が良かったようで、面白かったですね。
 >かなりエグい武器や戦い方なので、強すぎると残酷な処刑人に見えてしまって洒落になりません。
ああいう手加減の無さも、「戦闘のプロでは無い」からとは言えるのかもですね。計算して仕留める余裕までは無いみたいな。