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『轟轟戦隊ボウケンジャー』感想・第25話

◆Task.25「禁断の果実」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:會川昇
注目は、風のシズカの寝間着は普通にパジャマ。
仕事中は割とキャラ作りしていた事が判明してしまいましたが、これも闇の力のなせる技か……!
以前にアシュの発言から、この世界における「ニンジャ」は、種族名ではなくジョブらしいと示唆されていますが、ヤイバ先輩も蒸し暑い夏の日の夜は、ランニングに短パン一丁で野球を見ながらアサヒスーパードライをぐいっとやっているか、店の女の子とカラオケに繰り出しているのかもしれません(私の中ではヤイバ先輩は、ダークシャドウの資金繰りを助ける為、副業で夜のお店を経営している設定です(おぃ))
「なんという事を……ゴミから出来たツクモガミだと」
そんなシズカのドジで誕生してしまう、ベストマッチどころかごった煮のDS妖怪……その特技は、丼でご飯を5杯食べられること。
「ヤイバ……お前達だけでゆくがよい」
ゲッコウ様は呆れ果てた溜息をつくも、一応現場に連れて行かれた無能なゴミ妖怪は、目的である知恵の果実の前でシルバーを襲おうとして……転ぶ、という非常に気の抜けた展開でスタート。
「高丘流の技の冴え、見せてもらうぞ」
そこへヤイバ先輩が参戦し、当然のように、しっかりと映士にチェックが入っていました! 闇の力戦隊・セロリンジャー結成の日は近い。

「折鶴の騎士・セロリブルー!」
「漆黒の堕天使・セロリブラック!」
「宿命の獣・セロリシルバー!」
「「「果てなき夢設定スピリッツ! 闇の力戦隊・セロリンジャー!!!」」」

……はさておき、生物の知性を飛躍的に高めるという知恵の果実を、樹木まるごとコンクリートで固めるボウケンジャー(笑) 乱戦のさなか、ヤイバ先輩が自爆忍法の札を貼った妖怪をシルバーに向けて突っ込ませるのは、先輩の冷酷非道さが凝縮されていて良かったです。
異常に気付いて自爆前に札を切り裂いたシルバーは、それを格好いいステッカーだと思い込んでいた妖怪の様子にペースを乱され、自ら変身解除。
「おまえ……自爆するところだったんだよ」
「え?! そんなーーー! ……ところで自爆ってなんですか?
「もう少し頭を使った方がいいぜ。結局、この世は頭がいいヤツが勝つ事になってるんだ」
けっこう唐突な慨嘆ですが、どんなコンプレックスがあるんだ映士(笑)
「おまえなんか倒す気もしねぇ。もう帰れ!」
映士に怒鳴りつけられた妖怪は素直に帰ってしまい、形勢不利と見たヤイバとシズカは撤退。首尾良く樹木を持ち帰るボウケンジャーだが、基地で果実を精査したところ、何故か一つもプレシャスの反応は無し……。
その頃、役立たずは晩ご飯抜き、とDS屋敷を叩き出されたゴミ妖怪が食べ物を探していると、その体から一房の果実がこぼれ落ちる。シズカに蹴り飛ばされて樹木にぶつかった際に落ちた果実が体に引っかかっており、空腹からそれを口にしたゴミ妖怪は……突如頭脳が活性化。それこそが、食べたものの知能を飛躍的に上昇させるという、伝説の知恵の実だったのだ!
「拙者、本日をもって、ダークシャドウを抜けさせていただく」
かくして超天才と化したゴミ妖怪は、瞬く間に影忍法を学習すると、嫌な上司の多い職場を退職(笑)
フリーランスの抜け忍となったゴミ妖怪が今後の展望を考えていたところ、いきなり竜王陛下に因縁をつけられるが、抵抗をせずに逆に知恵の果実を一つずつジャリュウの口に放り込む。
「ジャリュウ達よ、天才となった気分はどうだ?」
「最近、仕事がきついような気がいたしますな」
「なに?!」
「労働条件を改善していただけないと」
「それに、陛下の作戦は、いつも行き当たりばったりでいけません。我ら、一度合議の上、新たな作戦を提案したいと考えております」
「……ぬおおおおおお、おまえ達! 余計な知恵をつけおって!」
末端の兵隊が知恵を得たら、組織の福利厚生と作戦行動に疑問を呈し、器の小さいリーダーが激昂する、という物凄く邪悪な展開(笑) 怒りの陛下はジャリュウ達を追いかけてお笑い要員として退場してしまい、ここまで非常に緩い展開だったのですが、そのやり取りを映士が目撃して声をかけた事から、話はどんどん加速――。
「おい! これは、どうなってるんだ?」
ダークシャドウは、私利私欲しか考えておりもうさん。しかし、拙者は、この頭脳を、もっと良い事の為に使いたいのでござる」
「おまえ……正義と悪の区別がつくようになったのか」
ゴミ妖怪・アクタガミの言行に喜び、ざっくりとボウケン基地へ連れて行ってしまう映士のある種幼い世界観が、おおまかな基準としての「善悪」ではなく、対立する概念としての「正義と悪」という言葉で示されているのが、実に凶悪。そしてまた、“アシュの監視者”としての使命を自らに任じてきた映士にとっては、そうでなくては生きてこれなかったのかもしれないというのが痛切です。
「これだけの頭脳を持つヤツだ。役に立つんじゃないか?」
「うん! 拙者、決め申した。ボウケンジャーに協力し、この頭脳を……あ、あれ?」
蒼太のノートPCのロックをあっさり解除し、ボウケンジャーの活動に賛同したゴミ妖怪だが、急に様子がおかしくなると、持っていた果実を補給し、知恵の果実の効果が時限式である事を示唆。
「この頭脳を、世の為に役立て申す」
まあサージェスも、正義の組織ではないわけですが!
(さすが蒼太さん、ミーティングルームの机に置きっ放しのノートPCには、本当にヤバい情報は入れていない)
「その前に、知恵の果実を渡してください」
案の定、“おまえの物は俺の物、人類の物は我々の物”を発動したボウケンジャーは、プレシャスの引き渡しを要求。勿論、渡したが最後、光も電波も届かない地下室に監禁され、ダークシャドウに関しての情報を知っている限り洗いざらい吐かされるのです。
さくらとゴミ妖怪の交渉中、表情を険しくする蒼太の姿がゴミ妖怪の奥に映り、反対側の真墨とアイコンタクトで飛びかかる、というのは格好いいシーン。だがゴミ妖怪は二人の動きを察知して身を翻し、交渉決裂。
「知恵の果実を奪うつもりでござるか?」
「悪いけど……君をまだ信用できない」
「プレシャスは人類の大切な遺産だ! おまえみたいな化け物に預けられるか!」
「その人類とやらが、そんなに偉いのでござるか!」
真っ向から殴り返してきたゴミ妖怪の言葉に、“活動理念の根拠”を問われ、ハッとした表情になる映士以外の5人。
サージェス財団の現生人類至上主義というのは、受け手にとって最も自然であり、物語におけるある種当然の前提といえるのですが、プレシャスを巡る攻防の中で現生人類以外の種族(特に見た目からはゴードム文明人は、滅亡した古代人類にも見えますし)が入り乱れる今作において、じわじわと蓄積されつつあった歪みに正面から切り込む事で、サージェスの正義がどこにあるのか、が逆説的に明確にされたのは、スッキリして良かったと思います。
またそれを、無自覚に棍棒にしているのではなく、選んで棍棒にしている、というのも『ボウケンジャー』という作品、そしてボウケンジャーらしさに繋がっています。
「拙者は化け物かもしれん。しかし、人類よりも優る。ゆえに、拙者はボウケンジャーに従う事はできもうさん」
ゴミ妖怪は修得した影忍法で瞬間退場し、かくなる上は口封じの為にも抹殺あるべし、と盛り上がる5人を止めた映士は、もう少し様子を見てほしい、と妖怪をかばう。
「ちょっとばかり……責任も感じてるしな」
果たして、純粋無垢なる事は不幸であったのか?
知恵の果実を得た事で罪の意味を知るならば、楽園の蛇とは誰なのか?
アシュは敵、人間を守る、単純明快で良かった世界から、次の一歩を自分で選び続けなければならない世界に踏み出しつつある映士と、知性を得る事で楽園を追放されたアクタガミの姿が重ね合わされ、そしてそれは、禁断の果実に手を伸ばした猿の末裔としての我々の寓意である、というストーリーラインに絡み合うメタ構造が濃密かつロジカルに積み上げられて物語を成す、実に會川さんらしい空中殺法。
我々は知恵を得たのか? 我々その知恵で何を選んできたのか? 我々が拠って立つ正義とは何か?
「ふぅむ……この世界を、人間に任せておく事はできん」
ボウケンジャーとの接触をきっかけに、すっかり人類に不審をいだいてしまったゴミ妖怪は、影忍法・ゴミ地獄により街にゴミの山を降らせていくが、それを止めようとする映士。
「どうしたアクタガミ、なぜ人を苦しめる?」
「苦しめる? 車やゴミで地球を苦しめている人間に、自分の愚かさを思い知らせているだけでござる」
この前のシーンで、ゴミの山を浴びせられる人々がミニカーを手にしていたのですが、この台詞からすると自動車が忍法でミニカーに変えられるシーンが尺の都合でカットされた模様。
「確かに人間は……おまえには愚かに見えるのかもしれない。だがな……」
アクタガミを止めようとした映士もまたゴミの山に埋められてしまい、次回予告で見た時はいったいどんなギャグなのか戦々恐々でしたが、思った以上にシリアスなシーンでした。なお降ってきたゴミの中にやたらとトウモロコシの皮が目立つのは、畑の冒険者だからなのか。
「高丘殿だけは、拙者をわかろうとしてくれ申した。……これは、友情の証。大切にしてくだされ」
ゴミ妖怪は映士に1枚の忍術札を渡すと去って行き、次々と無差別ゴミ袋テロを拡大。
「奴はサージェスに、人間に幻滅したんだよ! 頭の良くなった自分を信用せず、プレシャスを取り上げようとした!」
ボウケン基地には各地の被害報告が続々と入り、更に発電所消滅、という変事の報告がもたらされる。
「こうなった以上、必ず知恵の果実を回収し……アクタガミを倒す。――アタック!」
チーフの抹殺司令に、目を伏せて通信機を閉じた映士が走り出すのは、感情が出て良かったです。
「ふふふ……人間は無駄に真夜中を照らし、夏を涼しくする。その為に石油を掘り尽くし、地球の荒廃が進む。やめるのだ。発電所などいらない!」
地球汚染源発見!
アクタガミは発電所(これが人類の知恵の産物である、というのがまた今回のポイント)へ向けて超爆破忍法の札をかざし、ここからは私のターンで、今、私の脳内で当然のように「ゴセイナイトは許さない」が流れ始めています(笑)

お前たち 気付かないか 病みゆく 地球のあえぎ
自分だけ 可愛いなら やがて終わる この世界

だが、断罪のアクタティックパワーがバニッシュする寸前、駆けつける映士。
「やめろ!! アクタガミ、おまえ……おまえ、やりすぎだぜ」
映士の仲裁失敗からここまで、シーンを幾つか切り替えつつもドラマチックなBGMを続けて流し、映士の心情に寄り添いながら物語の空気をしんみりとしたものに統一しているのは好演出。
「アクタガミ! 知恵の果実を渡し、破壊活動をやめろ」
「愚かな人間に、プレシャスは預けられもうさん」
一足遅れて到着したチーフ等はあくまで現生人類の利益代表の立場を崩さず、特大のブーメランを投げ返された!
しかしボウケンジャーには効かない!
究極的には、人類が愚かとか地球を荒廃させているとか関係なく、ボウケンがしたい・プレシャスがほしいという欲望を原動力の中心にしているボウケンジャーにとっては、正義を問答する必要性さえ存在しない、というのが恐るべし自己肯定力(笑)
「人間の攻撃など、全て計算でき申す」
迷わずゴミ妖怪へと躍りかかる5人だったが、変わり身や分身など、多彩な忍術で翻弄された末、クーラー攻撃によって変身解除。ゴミ妖怪と戦う決心のつかなかった映士だが、5人をかばうと絶叫して変身する。
「高丘殿、おのきくだされ」
「なぜだアクタガミ? どうしてこうなっちまったんだ?!」
正義と悪がそれぞれ一つなら、手を取り合えた筈ではないのか――そんな希望も虚しく、シルバーもまたゴミ妖怪の攻撃で変身解除に追い込まれてしまう。
「無駄でござる。拙者には勝てぬ。高丘殿なら、わかっている筈」
「おまえにもわかってるはずだ! 人々を苦しめる行為を、俺様たちが許す筈はないって事を!」
「仕方ないのでござる。拙者には見える。このままでは人類は、己の愚かな行いにより、滅びるでござろう。それを救うのは、知恵の果実を食べた、拙者の、使命でござる」
「うぁぁ!」
その言葉に立ち上がり、アクタガミに掴みかかる映士。
「使命ってなんだよ?! 誰がそんな事を決めた!!」
雷に打たれたかのように動きを止める妖怪だが、映士もまた、自分の口から出た言葉に驚いて目を開く。
「…………他に……何か方法がある筈だ」
一度距離を取った映士は、自分に言い聞かせるように呟きながら、改めてアクタガミへと手を伸ばす。
「探そうぜ。人々を苦しめず、おまえのやりたい道を」
4話をかけた映士加入編は最後の最後でやや強引になってしまった感がありましたが、もしかして會川さんの方でも引っかかりがあったのか、映士が真に冒険を選んだ理由を映士自身が言葉に出来るようになった、という形で補強。
私の愛するマンガ『闇のイージス』(原作:七月鏡一/作画:藤原芳秀)に、


「言ったはずだぞ、お前は生きてるんだって……生きてるってのは、変われるってことなんだぜ」
という非常に好きな台詞があるのですが、それになぞらえるなら「生きてるってのは、探せるってこと」で、<アシュの監視者>の使命という生き方しか知らなかった映士が、自分だけの何かを探す生き方を知り、他者にそれを諭す事を通して心の底で自らが求めていたものに気付く、というこの言葉は凄く良かったです。
映士自身が理解した上でアクタガミを導くのではなく(これはチーフの立ち位置)、鏡面的性質を持つアクタガミとぶつかり合う中で、葛藤と激情の瀬戸際において遂に、自分が選んだものの本質に辿り着く、という構成も秀逸。
そしてそれが「探す」という、今作のキーワードと繋がっているのが、実にお見事。
「しかし……もう、時間がないので、ござる」
「時間が、ない?」
映士が首をひねったその時、アクタガミを背後から刺し貫く青白い刃。
「頭が、良くなるというのは、いいこと、ばかりでは、ないので……ござるな」
ダークシャドウは、裏切り者を許さぬ」
放っておいても黒田崇矢さんのスーパーヤクザボイス効果で格好良くなってしまうヤイバ先輩ですが、冒頭のさらりと自爆札で見せた冷酷さに続き、倒れたアクタガミの背後に刀を抜き放った姿勢で現れるのが、非常に格好良かったです。思えばアシュの踏み台として蹴散らされて以来の出番だった事もあり、きっちりとヤイバ先輩の悪としての格好良さを描いてくれたのも今回良かったところ(ダークシャドウ的に何も利益が出ていないのはさておき)。
アクタガミの体を探るヤイバだが既に果実は食い尽くされており、殴りかかってきた映士を弾き飛ばすと、ゲッコウ様に頼んでアクタガミを強制巨大化。
「待て! ……俺様が、やる」
映士はビークルを召喚しようとしたチーフを止めると、ひとりサイレンフォーメーション。
「馬鹿野郎、アクタガミ……俺だ、高丘映士だ! 思い出せ!!」
戦いながらも呼びかけ続けるシルバーだが、巨大化と共に洗脳されたアクタガミにその言葉は届かない。
「俺とおまえの、友情の証だ!」
シルバーがコックピットで術札を取り出すと、それは自動的に発動、アクタガミに触れて大爆発を引き起こす。
「そんな……友情の証は……暴れるおまえを滅ぼすものだったてのか……バカな。…………バカな」
かき消えるような呟き、立ち尽くすロボ、というカタルシス皆無の決着となり、チーフ達にミッション完了を告げて立ち去ろうとする映士だが、菜月が元の大きさに戻ったアクタガミを発見する。友情の証は、万が一を考えた洗脳解除効果を持った自爆忍術だったのだ……が、喜ぶ映士が話しかけたのは、果実の効果が切れ、映士の事すら覚えていないアクタガミであった。
「おなかすいた〜」
映士はキュウリを取り出して食べさせると、森の中に姿を隠すように告げ、その背中を見送る。
「これで良かったんだよな……さよなら、アクタガミ」
果たしてそこは無原罪の楽園なのか、それとも、魂の牢獄なのか――アクタガミが糾弾した人間の罪はまた、アクタガミ自身の陥った独善と暴走でもあり、正義の衝突と暴走よりもむしろ、真の善良さとは“愚者の黄金”の中にしかあり得ないのか? という問いが突き刺さります。ならば人はなぜ知恵を持ち、考え、探し、選ぶのか……問いと余韻を残して、つづく。
〔スクラップ怪人〕+〔ヒーローと怪人の交流〕という定番ネタに『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス)を振りかけて忘れた頃の環境汚染ネタをミックスし、そこから蜘蛛の巣状に展開するテーゼを絨毯爆撃で突っ込んだ上で、本筋としての映士のテーマを掘り下げて第20話を補強するという、実に濃厚なエピソード。
濃厚すぎて序盤のズッコケ要素が必要だったのかとさえ思える内容になりましたが、軽いジャブと見せかけてボディに重く打ち込んでくる構成、カタルシス皆無のバトルの決着、というのも含めて、1話完結エピソードらしさ、という意図でしょうか(このエピソード、會川さんの1話完結エピソードをやりたいというこだわりで書かれたそうなので)。
濃厚な情報量と流れの変化をきちっと1エピソードに落とし込んだ中澤監督の手腕も光り、00年代前半ぐらいだと前後編になりそうなというか、前後編になってしまうので通らなそうなエピソードを、脚本と演出の力技でねじ込んだ感じ。
なお、さくらさんから映士への呼びかけは、「高丘さん」でした。単純に年長者?という事なのかもしれませんが、後輩なわけですし、そこは「高丘くん」とか「映士くん」呼びで、地味に精神ダメージを与えてほしかったです!(え)
次回――西堀さくらは、王子様かお姫様か。