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アタックそしてアタック

◆スピリットヒューマンさん
 >というか、こいつら自覚なさすぎてどんな顔してみればいいか分かりません。
白い目で見てもノーダメージですからね……。
 >他人を批判し自分こそが正しいと思っていても、そのうちに傲慢さやエゴが出てくる
この辺り、個人の正義の危険性という要素は、00年代ヒーローをどう描くのか、という点においてかなり意識して盛り込んでいる要素なのかもですね。それを上手くチームヒーローに繋げているなと思います。
 >前回の登場でギャグシーンでしか出てこなかった反動か物凄くかっこよかったリュウオーン陛下ですが、最終的には新しいアイテムの咬ませ犬に(涙)。
変に負け惜しみ言って逃げるよりも、むしろ悪役として素晴らしい爆死っぷりだった気もします(笑)
 >1クール以上対決がなかったので物足りないなと思っていたのですがやっぱり陛下とチーフの1対1はかっこいい…
敢えて赤vs赤の構図を持ち込んだだけの事はあって、この二人の激突は見栄えしますよねー。陛下の二刀流はどこかヒーローっぽい所もありますし。
 >この話は最後のドラゴン真っ二つ切り(10年以上前なのにものすごく記憶に残ってました)も含めて一番盛り上がりました。
剣を引き抜いた時そのままの勢いでなんか納得してしまいましたが、あれもかなり凄かったですね(笑)
◆さやまきさん
 >黄金の剣に向かってなお俺は既に良い事言った!ビシッ!!をかまし
 >無理矢理引き抜いてしまうチーフの底なし自己肯定力
序盤はちょっと拙さも気になったのですが、いつの間にやらぴたっと来ていた役者さんの上達もはまって、まさにチーフ半年間の集大成、というシーンになりましたねー。
 >単なる竜の一族かと思いきや実はチーフと表裏一体という構造は
 >宿敵としても納得出来るレベルですし(まさしくダイナマンのレッドを思い出しますww)
最近ちょっと、お馬鹿ポジションに収まってしまっていた所で、陛下の背景を補強してきたのはタイミングも良かったですよね。これまでの諸々にも説明がついて、宿敵らしさも上がりましたし。
 >そしてまさかの剣が人型に…という引きもバッチリで新キャラ?への期待も高まりました(^^)
ここまでのラインとちょっと違う雰囲気もあって、いったいどうなってしまうのか(笑)
 >見た目から真面目そうに見えて実は天然とかネジを1本置き忘れてる感じとか
基本きりっとした顔立ちですけど、その印象をあまり崩さないまま間の抜けた表情になれるのがおいしいな、と思います(笑)
◆五月サツキさん
 >今回のチーフは、最高に格好いいですよね!
また一つ壁を越えてしまったというか、これまでの積み重ねを拾った上での突き抜け具合は、ホント良かったです。
 >チーフを好きになっていただけたようで嬉しいです。
とうとうチーフの問答無用加減に説得されてしまったようです(笑)
 >信じていた仲間に裏切られたのだから、自分だけを信じ、部下を使い捨てにするようになったのも仕方ないように思えます。
自分の命令だけを聞く存在を部下として動かしている、というのが傲慢さと同時に背負った悲しさとなり、そこがまた、予測できない部下を面白いと感じるチーフとの対比になっているのも上手いですよね−。
 >それに加え、五十嵐博士という別視点からプレシャスを見る存在を置くことで、未来のチーフの可能性がいくつも示唆されているという。
ゲスト博士を単なる情報提供者に留めるのではなく、一つの理屈の持ち主だがそれもまた正義とは限らない……と見せるのがホント重層的でボウケンジャーででしたね。
 >冒険者としてはプレシャスはロマン溢れるものであり心引かれるものなんでしょうけど、
 >それを得る過程で得られるワクワクドキドキの方が好きというか、それとこれとは話が別というか。
三者が対比される事で、今作の象徴的なキャラであるチーフが、実は今作の中では意外と変わった価値観の持ち主なのかも、というのが見えてきた部分なども面白かったです。
 >……ていうか取り憑いてる?これが果て無きボウケンスピリッツ……。
冒険に取り憑く冒険者(笑)
◆やずみさん
 >数あるネタの中でも一見して分かるぐらい目立つ部類の取り上げられ方でしたね。
陛下の二刀流アクションは好きなので、好きな戦隊ネタが組み込まれて嬉しかったです。
 >五十嵐博士、どうも最初から好感の持ちにくいセリフと演出を積み重ねてるなと思っていましたが、ここで思いっきりへし折るためだったわけですね。
ゲスト博士も殴りに行く、さすがのボウケンジャースタイル……(笑)
 >五十嵐博士を庇ってリュウオーンの剣を受けるなど、決して言行不一致ではないチーフの姿を見せる辺りソツのない演出ではありました。
誰かを守るんだ、というのはマサキ達の件を踏まえて、冒険を通してチーフがやりたい事、も示されていて良かったですね。
 >その疑問を肯定した上で、自分に正直に堂々と乗り越えていく。「生きていた男」でも見られた姿、これこそ正にチーフの魅力ですね。
物語としてチーフを100%正当化しないけれど、一度は撥ね付けられながらも、これが俺の生き方だ!で道を切り拓いていく姿をヒーローとして魅せる、というのが本当に格好良かったです。
◆輝剣さん
 >考古学者から盗人の集団と認識されるのが当然なのに、それでもそこそこ信用度があるのは学会のスポンサーやってるんでしょうね。
ああ、あちこちにお金ばらまいていそうですね(笑) 研究の助成金なども出して、成果が出るとそれを根こそぎ奪い去っていくので、あちこちで敵も増やしていそう(笑)
 >これチーフだけでなく、明石パパの悪名も関係しているのではないかと。
業界に悪名轟く駄目親子……。
 >この時の映士が因縁をつけにきたヤクザさんに見えてしまいました。
映士今回、ロケについてきた理由、トカゲ兵に絡むだけですものね……(笑)
 >森田氏の顔は彫が深いので初見時は欧米の役者さんの客演と勘違いしてました。
200年前に世界を股に掛けて冒険していた男、に見える顔立ちで、良い具合でしたねー。
 >一方チーフは冒険者仲間と友情で結ばれ、人間を愛しその叡智の産物であるプレシャスを尊び(でもさくら姐さんからの愛には気づかず)、冒険を求める。
ちょうど前々回、不幸の連鎖で身も心も崩壊寸前を仲間に救われた事で、チーフと仲間の関係性を再確認したのも、陛下や博士との違いとして効きましたよね。
 >チーフが明石でなければもっと早く態度が軟化したかもしれません。
一応、落ちたチーフを心配してくれたり、説明はしてくれるんですよね博士。チーフの知識には感心していたので、確かに「明石」の印象が大変悪いようで……。
 >仕方ないじゃないですか、ゴードム文明の自前の戦力は1話で壊滅したんですから。
小石から兵士が作れるなら、巨岩から怪人とか作れないんですかねガジャ様……。
 >でも君呼びを続けているので庇ってくれたことへの感謝はある模様。
博士は決して明確な悪人として片付けられるわけではない、というのがまた今作らしいというか。
 >高橋氏も久々のレッドがカッコいい回ということで気合が入っており
……金魚……風船配り……女装……頭から冷やし中華…………改めて並べると、とんでもない(笑)
 >だから、ここでの汗は自前だそうです(元々高橋氏は大の汗かき)
汗かきエピソード多いですねチーフ!(笑) しかしホント、ここのシーンは素晴らしく格好良かったですね。
 >ガジャ様、陛下が勝っていたら、また忠実な同盟者顔をして利用する気でしたね…
個人的な恨みはありつつ、障害が減るなら誰がやってくれても構わない、という辺りは徹底してますよねー。