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どこまで続くか探偵考

段々、考察がずさんというか話がまとまらないというか方向性が不明確になっていますが、あまり気にしない方向で(おぃ)
前回の最後に「少年探偵」という単語が出てきたので、今回は「○○探偵」について考えてみようかと。……これはちょと、自作の役に立ちそう。
折角なので最初に少年探偵ですが、この起源は一般的には『鉄人28号』(横山光輝)の金田正太郎であると言われております。……まあ、正太郎くんが探偵らしい事をするかというと、車を乗り回して銃を撃つ事ぐらいですが(笑) “冒険マンガにおける探偵”を地で行っている、というのが正しいですかね。基本はアクションヒーロー。ヒーロー性優先。
これが少年探偵団となるとやはり江戸川乱歩を思い出すわけですが、実はあまり読んだ事ありませんすみません。『怪人二十面相』とか、シリーズ初期のものは押さえてるんですけど、子供向け版でも、なんとなく小学生には難しかった印象があります。今思うと、もう少し年取ってからきちんと網羅しておけば良かったなぁとちょっと後悔。
で、この二つのおいしいとこ取りが、『名探偵コナン』(笑)というのも単純化した物言いで青山剛昌には悪いかなという気もするのでありますが、延長線上においてエンターテイメントとして確立させているという意味では、やっぱりコナンなのであろうな、と。江戸川だし半ズボンだし。
ただ、私の世代だと、江戸川乱歩名探偵コナン、と行かないで、その間に覇亜怒組とか摩鈴組が入るんですけどね。……字、合ってるか非常に不安ですが。
掲示板でぼそっと呟いた「忍者探偵」は寡聞にして知らないですが(というか多分、無い)、その他は赤川次郎あたりの諸作を探るとなんか色々ありそうですね。幽霊探偵とか聞いた記憶ありますし。三姉妹探偵団もあれば、三毛猫ホームズも居ますし。
赤川次郎は中学時代に読みあさってそれ以降ぱったりなのですが、基本的にこの方の会話のセンスには影響を受けています。……といってもまあ、中学時代に印象深くて影響されたという感じなので、今は消えてしまっているかもしれませんが。
後なんかありますかねぇ……「探偵」では無いですが、怪盗紳士はよく探偵みたいな事をしますけど。『8・1・3』とか凄い好きだったんですよねぇ。今読むとまた違う印象を受けるかもしれないですが、ルパン物は、アウトローの人が自分の仕事と直接関係無いと、やたらに正義感を発揮するという所に妙に格好良さを覚えて好きでした。いやに愛国心を強調する所も含めて、フランス人だから、という事で納得すればいいのかなぁとか思うわけですが(笑)  美学というか美意識の人、というイメージもなんとなく。そして足長おじさん。
話がだいぶ逸れました……ええと、ああ、誰の作品か忘れましたがノベルスで建築探偵って居たなぁ。
……うーん、思いつくものが無くなってきたので、とりあえず今回はここまで。