「アシモフ+金の卵を生むがちょう」から来た方が二人。
謎。
『金の卵を産むがちょう』は、アシモフの短編の一つ(『アシモフのミステリ世界』所収)。
ある農園で発見された、“金の卵を産むがちょう”。果たしてそれは、どうやって金を生み出しているのか? 調査を進める政府は、ある難問にぶつかるのだが――
というお話で、私個人は非常に大好きな一編。ちょっとした風刺の効いた話なのですが、その辺も絡めての、タイトルの付け方とか非常に秀逸。
短編集はタイトル通り、アシモフのSF作品の中でも、ミステリ要素の強いもの(というか、SFミステリとして書かれたもの)を集めたもの。アシモフのミステリものが好きなら、とりあえず通っておきたい一冊。