- 『夢の轍』(さだまさし)
- 『自分症候群』(〃)
- 『あの頃について』(レーズン)
一気に買いすぎですよ、貴方。
とりあえず現時点でのお気に入りは、「極光」(『夢の轍』収録)。
しかし、後付けで聞いているので、どうしても今のさだまさしのイメージの延長線上で聞いてしまうのですが、『夢の轍』発表当時(1982年)だと、20代後半ぐらいなんですよね、まさし(^^;
どこをどうすると、「退職の日」とか「償い」とか出てくるのか。「償い」はきつい歌なのであまり好きになりたくないのですけど、改めてアルバムで流して聞いていても、耳が止まるというか耳の奥に突き刺さる強力なパワーが溢れている歌。
レーズンは、グレープ解散以来15年ぶりに、限定復活としてさだまさしと吉田政美が組んだデュオ。中身は非常にまさしワールドしていますが、「涙のストロガノフ或いはご来訪」とか、歌詞読んでいるだけで楽しくなってしまうのは、たぶん私が毒されているから。まさしが時々やる、短文に無理矢理メロディをつけるタイプの歌なんですが、いつも以上にかなり無茶。で、これが「雨やどり」と「親父の一番長い日」と「朝刊」を結ぶミッシングリンクらしい(笑) 壮大なお遊びという感じですが、それもまた楽しい。