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マイオールタイムベストなど考えてみる:マンガ編

唐突な、穴埋め企画です。
何が穴埋めなのかは、書いている本人もよくわかりません。
とりあえず完結作品限定。一応順序つけてみましたが、三日後にまた考えると変わっている可能性もあり。以下、別ジャンルにも続く、予定。予定は常に未定。企画物は常に頓挫する運命。


殿堂入り競争除外 横山光輝作品ぜんぶ
1 『MASTERキートン』 全18巻 (作:勝鹿北星/画:浦沢直樹
2 『夢かもしんない』 全6巻 (星里もちる
3 『JESUS-ジーザス-』 全13巻 (作:七月鏡一/画:藤原芳秀
4 『俺たちのフィールド』 全34巻+外伝1巻 (村枝賢一
5 『特攻天女』 全30巻+外伝1巻 (みさき速
いきなり殿堂入り競争除外ですが、横山光輝大先生は別格すぎるので、勘弁して下さい。この方から受けている影響は計り知れない。付け加えれば、どれか1作あげろと言われた時に、勿論『伊賀の影丸』とか『三国志』でもいいんですけど、別に『ダイモス』(巨大ロボットを操る主人公の少年から、ヨミ様の粗悪品のような悪人が逃げ回る話。『闘将ダイモス』とは関係ない。全2巻)でもいいんですよ(笑) どこを切り取っても濃密な横山ワールド。もはやその世界観が好き。
『MASTERキートンは言わずと知れた有名マンガですが、知識と技術を駆使して様々なアクシデントに立ち向かうタイプのマンガとしては、やはり本邦最高傑作の一つかと。考古学から軍事ネタ、動物学者のお爺さんメインの話まで、作品の扱うエピソードの幅広さと、そのまとめ方も素晴らしい。
『夢かもしんない』は、30代の“大人”になった主人公の前に、かつて大好きだったアイドルの幽霊が現れる、というメルヘンな設定とは裏腹に、ドライな現実とペーソス溢れる物語が展開する、星里もちるらしい作品。なんか大なり小なりやたらに影響受けているらしいです。最近、古本屋で全巻揃いを見かけてとうとう手元に買ってしまったのですが、久々に読んだら加勢くんはとても駄目男だった(笑)
基本的に、大人のファンタジー、なんでしょうけど、正しいファンタジーは現実から始まって現実に戻るべきであって、ちゃんとその基本を踏まえている所が好きです。ある点では、現実とファンタジーの折り合いの話というかリアルがファンタジーに浸食される話の1パターンだよなぁとか今読むと思ったりもするのですが、多分、5年とか10年後に読んでも面白い気がして堂々の2位にしてみました。
『JESUS-ジーザス-』は、自分の死を偽装した超一流の殺し屋が、隠したヘロインの入手の為に、1年間の教師生活を余儀なくされるというもの。教師の仮面をかぶりつつ、襲い来る敵組織の襲撃や様々なアクシデントをその戦闘力で退ける主人公がひたすら格好良いのです。あと、ヒロインの超絶な格好良さも素晴らしい。戦闘能力がまるで無いのに格好いい女性キャラ、という立ち位置ではマンガ史上屈指だと思っております。キレのある台詞回しに、迫力のアクション。とにかくひたすら“格好いい”マンガ。連載時の人気の低下でちょっと後半バタバタしてしまった所もあるのですが、狙い澄ましたラストシーンは本当に大好き。
俺たちのフィールドは、実業団サッカーの選手だった父を持つ主人公が、父の死を乗り越え、Jリーグを経てやがて世界で戦うまでを描いたサッカーマンガ。とりあえず、村枝さんの絵が好きです。後もうこのマンガは、日本のワールドカップ出場(フランス大会)という現実との奇跡的なシンクロもありますが、大河スポーツマンガとしての抜群の完成度の高さ、これに尽きます。まあ連載している間は紆余曲折あったのでしょうけど、通して読んだ時の芯のブレの無さ。現実でもマンガの中でも夢のまた夢だった「ワールドカップ出場」というゴールに向けてベクトルが真っ直ぐ貫かれた上で、最終巻の辺りではちゃんと10年前と繋げるという作劇のカタルシス
特攻天女は、暴走族のマンガ。て、間違いなく上にあげた5つの中で一番マイナーなものなのに説明無しに近いですが、このマンガに関しては大雑把にあらすじ書いてもさっぱり本質に近づけないので、むしろ説明しません(おぃ) というか、“大好きだけど他人には進めないマンガ”名誉殿堂入りしています。ごく一部の同じ趣味人を除いて、なんというか、このマンガを好きである事を理解してもらおうとも思わないし、説明しようとも思わない、そんなマンガです。だから、ベストでランク付けするなら、永遠の5位、或いは永遠の次点、みたいな。
完結済みという要点もありますが、『特攻天女』を除くと、だいたいやっぱり、小中学生ぐらいの時に触れた作品が並びますねどうしても。……ああ私は多分、同年代の人達に比べてビッグコミック系のマンガに触れた時期がかなり早かったと想像されます。家にあったんで、小学生ぐらいの時から読んでいたりしたので。
今回ランク入りしなかった中で時と場合によって入りそうなのは、『レベルE』(冨樫義博)、『アフター0』(岡崎二郎)、『機動戦士クロスボーンガンダム』(作:富野由悠季/画:長谷川裕一)、といった辺り。