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『超新星フラッシュマン』感想11

第17話「謎の巨大暴走車!」
皆で必死にフラッシュキングを修理中、配線を間違えて爆発を起こしたブンを、物凄い勢いで罵倒するマグ
やはりマグには、根本的な所で悪意を感じる。
或いはこれも、フラッシュ星人の仕掛けた試練の一つなのか?
主に、メンタル面強化の為の。
その頃メスは、フラッシュマンにトドメを刺すべく、彼等をおびき寄せる罠を張っていた。獣戦士ザ・ジライカの地雷攻撃を受け、運転手を失ったスクールバスが崖の上で転落寸前。救出に向かったフラッシュマンは、地雷網に行く手を阻まれ、更にサー・カウラーとハンター軍団の襲撃を受ける。
デザインが格好悪い割に強くて困るハンター達ですが、今回もフラッシュマンと互角の戦いを演じます。4人の仲間に背後を託し、地雷網を強引に突破するレッド。爆発の際に、剣と盾も吹き飛んだりする辺りがなかなか良い(大体いつの間にか武器は仕舞うので)。スクールバスに辿り着き、何とか転落を阻止したその時、謎の地割れとともに、突然、超巨大なトレーラーが姿を現す。
どのぐらい巨大かというと、たぶんタイヤ一つがスクールバスと同じ大きさぐらい。
まるでフラッシュマンを追いかけるようにしながら、辺り構わず暴走する超巨大トレーラーだったが、フラッシュマンに倒されたザ・ジライカが巨大化すると、ミサイルで撃破。
大博士リー・ケフレンさえ知らなかったその巨大トレーラーは、フラッシュマンに取って敵か味方か?!
前々回、サー・カウラーの部下の獣戦士の腹に吸収され、前回、その獣戦士とともに魚に飲み込まれた筈のクラーゲンでしたが、ひどくあっさりと出てきました。
専務、また作った?
ところでクラーゲン、巨大化光線を放った後、エネルギー消費して小型になって落ちてくる時に、係長軍団は手で拾っていたのですが、部長はどうするのかと思ったら、無視。地面に落ちたクラーゲンに視線を向けると、クラーゲンが脅えて足下を逃げるようにふわふわする、とちょっと味のある演出が入りました。
第18話「大逆転!変身ロボ」
暴走を続ける超巨大トレーラー、このままでは地表が滅茶苦茶になってしまうと、その暴走を停める手段に悩むフラッシュマン
一方メスでは、トレーラーに乗っているのが、裏切り者のレー・バラキという事に気付いたリー・ケフレンがトレーラーに対する攻撃を開始する。巨大ジライカとラボー戦闘機の襲撃を受け、コックピットから投げ出されたバラキは更にサー・カウラーの襲われるが、危うい所をフラッシュマン達に助けられ、彼等とフラッシュ星の関わりを知る。
なんとバラキは、100年前、フラッシュ星人の英雄タイタンから、この超巨大トレーラー、フラッシュタイタンを託されていたのだった。
敵同士でありながらお互いに認め合ったタイタンとの一騎打ちに敗れたバラキは、それを利用して自分ごとタイタンを始末しようとしたリー・ケフレンの行為に憤り、メスを捨てるとタイタンの最後の望みを聞き、100年を地球で眠りについていた。そしてフラッシュキングが破壊された時、その信号をキャッチしたフラッシュタイタンが目覚め、今、地上に姿を現したのだった!
それはいいが、バラキの通信機への呼びかけを、無視するフラッシュタイタン。
「停まれー、停まれー」と必死に叫ぶのですが、全く停まりません
どういう人工知能が埋め込まれているのか。
その後、何とか、フラッシュタイタンに乗り込む事に成功したフラッシュマン
巨大ジライカを前に、トレーラーの前部、車の部分がロボットに変形!
遂に現れた2号ロボ、その名を、タイタンボーイ!


格好悪い


……いや、なんか、スピードタイプみたいですし、剣とか持って必殺技という雰囲気でもないので、恐らくこれは、第一形態、第一形態の筈。この後まだなんかある筈ですきっと。
と思っていたら、トレーラーの後部も変形し、合体する事が判明。
そう、これですよ!


「完成! グレートタイタン!」


超格好悪い


大きさは獣戦士の約1.5倍。まるで動きそうにないデザインだなぁと思ったら案の定全く動かず、しかし胸から出した光線で、ジライカは瞬殺。
……ううーんなんか、このグレートタイタンでラボーに突貫かけたら、来週、地球が平和になる気がする。
キングピラミッダー(『超力戦隊オーレンジャー』)の源流は、ここにあったのか。
あと結局、トレーラーが暴走していたのは、フラッシュ的な何か、を追い求めていた、という事でいいのでしょーか。バラキさん一見運転してフラッシュマン轢きに行っている風でしたが、全く役に立たない事が判明しましたし。
ちなみにバラキさんは北欧神話風というか、バイキング系とでもいうかなデザインで、着ぐるみではなく顔出し(髭が凄いのでほぼ目の回りしか出ていない)の上で、声を銀河万丈があてているという変則。