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『宇宙刑事ギャバン』感想番外:終盤に向けて月子を見直すの巻

Beniさんのコメントをいただき、月子に関して色々と思い出しました。
そう、11話が、予告で盛り上げていた割にはがっかり回で、最後、犬と戯れていた事しかほぼ覚えていませんでした(笑) そんなわけで月子は、ボイサーネタのちょっとした振りキャラで、単発ゲスト、せいぜい後半でまた出てくるぐらいかと思って見ていたので、次の回で普通にミミーさんと一緒に出てきて驚いたのでありました。
その後、あれよあれよとセミレギュラー化するわけですが、それなら11話で「これから私も協力させて」ぐらい、言わせておいてくれれば良かったのになー。そうするとその後の展開や顔出しも色々と納得できたのですが(主に遊んでいるように見えるのはミミーさんも似たようなものですし)、もうその時点の解釈から間違っていたレベルです(笑)
本人があまりに軽いのも合わせて失念してしまいたが、根っこには両親の仇、マクーへの復讐、という思いがあったりするのですね……劇中で描かれないけど。
というか月子は要所でその辺りをちゃんと描いたら、もっといいキャラになっていたのでは。やりすぎるとミミーさん差し置いて正ヒロイン化しかねないので、バランスが難しい所ですが。もともとあまり詰める気は無かったのでしょうが、ミミーさんと月子も、もうちょっと絡めて話を作ればお互いのキャラクターも活きたと思うので、その辺りは実に勿体ない。
ギャバン』は全体的に、主人公・一条寺烈は凄い魅力的だし、そこを描く事には力を入れているのですが、その分、周辺キャラが詰め足りない所が今見ると勿体ない。それ故に、烈がひときわ輝いているという面はあるし、多分、戦隊との差別化という意図が強く出過ぎたのかな、という所はありますが。
頭脳労働は全てバード星のコム長官に放り投げるというのは、手法としても演出としても成功しましたけど(笑)
というわけで、終盤に向けて、ちょっと月子を見直す事にしました……まさかのヒロインの座デッドヒート展開とか来てもこれで大丈夫!(それは多分、ない)
しかし、烈がやたらに地球に順応しているのは、地球育ち(?)というのもあるけど、陰に月子の協力もあったりするのかとか考えると、その辺りは面白い。スーパーの特売の日とか教えてくれているに違いない。
……ただ月子には、本命は烈な上で、当山と小次郎を微妙に天秤にの乗せて弄んでいる、という若干の悪いイメージがあったりしますが(笑) 当山は、ダブルモンスター初登場編で、烈から受け取った札束をどうしたのかが気になります。