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『爆竜戦隊アバレンジャー』感想17

◆第33話「アバレ戦士を忘れない」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:會川昇
アスカさん、OPから消されるという、細かいお仕事。
ブラキオの歌詞もじり台詞が、「友よ、友よ見てくれこの涙」と、タイムリー(?)に、『快傑ズバット』ネタ。
……そういえば、「飛鳥ぁぁぁぁぁ!!」ですね。
東映YouTubeOfficialの配信担当者は、いったいどこまで計算しているのか、恐ろしい……
アスカを喪い、恐竜やが暗い雰囲気に包まれる中、いつも通りに仕込みをしましょう、という介さん。
「どんな時でも腹は減ります。どんなに哀しくたって、いつもと同じ事をして生き続けるしかないんです。残された者はね」
戦中派の介さんの言葉を受け、依頼のあったサッカーチームに整体の仕事をしに向かった幸人はそこで、将来を有望視される選手が急に脱力する姿とトリノイドの影らしきものを見る。どうやら3月頃から、スポーツ界で数多くの期待の若手選手が原因不明の症状で引退を余儀なくされる事件が起きていたという事がわかる。
……と、天才塾に続いて、社会に潜伏済みだったトリノイド、のネタ。
にしても、サッカーチームに幸人さんへの“法外な”ギャラを払えそうな雰囲気が全くなかったのですが、スポーツ選手は特別料金で勉強しているのかしら、ダンディズム的に。
事件のデータを集めたアバレンジャーは次の標的になりそうな人物として、「大爆発新幹線」の異名を持つ総合格闘家:佐竹昭雄(演:佐竹雅昭)をガードしようとするが、実はその佐竹こそが、トリノイド第2号・ヒルリンドウだった! ヒルリンドウの能力によりダイノガッツを吸収されてしまった3人は変身が解除され、更にアバレキラーも現れ大ピンチに。くじけかける3人だが、キラーが爆発跡で拾ったアスカのハーモニカを見せつけられ、アスカへの感謝とエヴォリアンへの怒りから、心の力=ダイノガッツを甦らせる!
幸人「あいつはバカでお人好しで真面目だけが取り柄だったが……」
だけ……だけ…………
フォ、フォローできない。
再び爆竜チェンジした3人は、アバレモードで怪人を撃破。巨大トリノイドとキラーオーが登場し苦戦するが、そこへスティラコサウルスの声が響き、凌駕はアバレマックスに。ダイノガッツの限界値が引き上がった事によりブルーとイエローも変身が解除されなくなり、二人がアバレンオー、マックスがスティラコを担当。夢の盾(スティライザー)をはめる事によりスティラコはロボットモード・マックスオージャへと変形。爆竜必殺・マックスショルダーアタックにより、巨大トリノイドとキラーオーを撃破する。
前回に引き続き、突然湧いて出てきたスティラコですが、マックスオージャは、武器が二丁斧、というのがなかなか格好いい。デザイン的には、更にアバレンオーと強化合体か?
気合いと根性の強化アバレンジャーと、マックスオージャに連続でしばかれ、アバレキラーは、やや負け惜しみ気味に撤退。ここまで圧倒的な強さを誇ってきましたが、少しばかり、へたれ化の徴候が見え始めて参りました。やはり、悪の組織の幹部の椅子というのは、へたれを推進する、のか?! まあまだ、アバレモードが残っていますが。多分、頻繁には使えないとかいう設定の予感がする。
こうしてアバレンジャーがアスカ抜きで一つの勝利を収めた頃、どこぞの小川のほとりに、ジャンヌさんが転がっていた。
額のマーク(デズモゾーリャ様の洗脳のサイン?)が消え、服装がマホロのそれに戻るジャンヌさん。果たして彼女は正気に戻ったのか? アスカの行方は? そしてリジェは念願のナイスバディになれるのか?!