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『爆竜戦隊アバレンジャー』感想25

◆第45話「あけましてアバレルンバ」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:浦沢義雄
恐竜やは獅子舞を呼び、おせちでお正月。
そんな中、壬琴がどうしているかを気にする凌駕。
着物姿のマホロにあーんしてもらう妄想にふけるアスカ。
らんるに誘われ、二人は初詣へ。
幸人さんは、コタツでミカン、それがダンディズム。
そこに現れたのは、デズモゾーリャ様が復活しておめでたい記念トリノイド・ナナクサルンバ。
ルンバビームを浴びた3人をルンバを踊り出し、鏡餅に変身してしまう。
「なんで?」
答:浦沢ワールドだから
舞ちゃんは年賀状に、エミポンと謎の少女は羽子板に、介さんは凧に、ついでに横ちゃんは独楽へと次々と変えられていくなか、生き残る幸人。その幸人の整体により何故か皆は元に戻るが、各地では人々が次々とおめでたいものに変えられてしまい、またもや日本は微妙な大ピンチに陥っていた。

猿には猿回し
ルンバに雅楽
春の七草フラッシュ:図解解説付き
七草粥料理コーナー
ティラノ獅子舞

と、お正月スペシャル浦沢ワールドで好き放題。
派手に、やり抜きました。
ナナクサルンバを倒したアバレンジャーではあったが、ダイノアースではデズモゾーリャが復活、そして仲代壬琴もその事実を知るのであった……。


◆第46話「祈って!アバレビジュアル系」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:荒川稔久
遂に登場するトリノイド第1号。
1年の時間をかけて、デズモゾーリャ復活の為の肉体を作成していたその者の名は……TV、雑誌などで大人気のビジュアル系占い師、出雲蘭。女子高生から幼稚園児まで、女性を中心に大人気を誇る出雲蘭、そして、どんな願いでも叶えると大流行の、蘭様のカード。だがそれは、願いをかける事で自動的にデズモゾーリャ復活の生け贄として契約が発動してしまう呪われたカードであった。
蘭の唱える呪文により、ゴンドラに乗って霧の湖へ運ばれていく100万の生け贄達……その魂と肉体が分離する時、デズモゾーリャは復活する。凌駕の為に、「仲代先生が帰ってきますように」と願いをかけてしまった舞ちゃんとエミポンも呪いによってゴンドラに乗せられてしまい、果たして凌駕達はデズモゾーリャ復活を食い止める事が出来るのか?!
じわじわと展開していた、既に社会に潜伏させていたトリノイドも、これでラスト。
番号を強調し、初期に一度そのネタを見せた上で、最後の最後に持ってきた、という構成は意欲的で買いたい。
正体を現した出雲蘭……トリノイド第1号・ドラゴンドランは、最初からアバレモードの4人を退ける、圧倒的な強さを見せるが、そこに現れるのはアバレキラー! 既に変身の限界にあるダイノマインダーと壬琴の肉体であったが、「そいつは、俺の中の悪魔が阻止している」と、皮肉にも壬琴の中のアナザデズモゾーリャの力により、爆発が阻まれていた。
「おまえもただの駒だ、俺の最後のゲームのな。せいぜい俺を、ときめかせろ!」
キラーは姿を見せたダイノデズモゾーリャ/リジュエルに一騎打ちを挑み、アバレンジャードラゴンドランを追う。とどめをさされる寸前、リジュエルの意識がダイノデズモゾーリャを食い止め、合流したキラーの加わった5人合体攻撃・スークリア(?)ダイノダイナマイツ、でドラゴンドランを撃破。完成間近だったデズモゾーリャの肉体は崩壊し、人々は無事に助け出される。
ロボット戦では、マックスの呼んだスティラコにブラックが乗り込み、アバレンオー、キラーオーと、3体揃い踏み。
爆竜大進撃アタック
という謎の合体超ビームで巨大ドラゴンドランを撃破するのであった。
戦い終わり、帰ってきた壬琴を迎え入れ、握手を求める凌駕。壬琴は一歩、凌駕の方へ踏みだすが、そのまま倒れてしまう。
果たして壬琴の運命や如何に?! そして、完成間近の肉体を失ってもなお笑うデズモゾーリャの最後の手段とは……?
ううーん、最終盤、ここで今更ですが、『アバレンジャー』はどうも乗り切れなかったなぁ。一つ前に見ていたのが、キャラクター描写、シリーズ構成でともにシリーズ屈指といえる『タイムレンジャー』であったので無意識のハードルが上がってしまっているという部分もありそうですが、一つにはどうにもキャラクターの書き込みが足りない。ブラック、キラーで変則的な事をやっている上に、人間と爆竜の両方のキャラクターを描こうとした結果、どれも中途半端になってしまったと思います。
またもう一つ、後半のアバレマックスとスティラコのパワーアップ展開が、どうにも自分の中の燃え成分に火をつけてくれませんでした。好みの問題もありますが。
しかし次回、サブタイトルは格好いいゾ。