■〔なぜ…盗塁王2人落選 浩二監督「点を取ることも考えないと」/スポニチアネックス〕
■〔浩二監督「非常につらい選択」…野手落選を決めた3つの理由/〃〕
――盗塁王2人を落とした点について。
「足を持っている選手というのはたくさんレギュラーでいるということも踏まえ、点を取ることも考えないといけない」
(中略)
――二塁を争う3人が全員選ばれた。
「(松井稼と鳥谷は)二塁だけでなく、三塁もできるという点。本多には俊足がある」
そもそも野球はチームとして勝率6割なら上々というスポーツですし、やってみないとわからない事も多いので、現段階であまりどうこう言いたくはないのですが、それにしても、大島と聖澤を二人とも落としたのは、ちょっと不安。
野手については「(内外野で)12人しかおらず、頻繁に選手を代えることはできない。試合後半になっての戦い方を考えた」と説明した。(1)国際大会で、控えは代走よりも代打を使うケースが多い。
山本監督の言う所の「点を取る事も考えないといけない」というのは、=「ヒットかホームランを打つ」という事のようで、効果的に安打が出ない時に「搦め手で点を取るオプション」というのがさっぱり見えません。というか、ヒット打って点を取るのは、考えるまでもない野球の前提だと思うのですが。確かに機動力の高いメンバーではあるのですが、通常、わざわざ「点を取る事を考える」という時は、攻撃のオプションを増やす、という事だと思うのですが(^^;
で、本多は選ぶ、というのはなんだか、ちぐはぐ。
そして本気でさっぱりわからないのが、後者。
国際大会で、という枕もわかりませんが、予想されるスタメンに「代打を出す」機会があるとは、そうそう思えないのですが……。
結局、「打ち勝つ」以外のビジョンが見えない。
それはそれで有りかとは思いますが、打撃力にこだわった挙げ句に、阿部を捕手起用とかも、どんどん首を絞めていくだけのような気がしてなりません。