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『獣電戦隊キョウリュウジャー』感想6

アミィ、幽霊からデーボモンスターまで、無差別狙撃。
おのれ魔女め。
ソウジくん、逃 げ て
とかくキングが気が利きすぎるのが少々気になっていたのですが、6話にして初めて、キング以外のキャラが物語の主導権を握ったのは良かったと思います。
難を言えば、“アミィだけが気付いた理由”が欲しかった所ですが。ここまでキングが“気がつく男”として描かれていた為に、キングが気付かずアミィだけが気付く、という部分はうまくキャラクター性と絡めてシナリオに盛り込んで欲しかった。
……で、考えていくと結論は、「悪女属性」という所に辿り着いてしまうのですが、ソウジくん、散々貢がされてむしり取られて足蹴にされる前に逃 げ て。
一人で戦っていたラミレスを悼み、仲間の大切さを実感するくだりは、劇中で「戦隊」の意義を改めて定義づけるという部分でも、良かったのですが。
適当になりがちな探索シーンで、ナレーションによる補足とはいえ、「アンキドンの移動スピードを計算に入れて」などしたのも良かった所。ただ結局は、調子に乗ったモンスターの余計な一言で、歌の場所を突き止めるという展開になってしまいましたが(^^;
6話にして、バイクの体当たりを受けて壁にめりこむ幹部……残り二人も吹き飛ばされてしまいましたし、幹部達の今後が心配です。怒りの人、予告で巨大化していたし(^^; 次回はカオスさんも前線出動の模様ですが、獣電竜の展開も早いが、幹部達の株価の動向も早い。このペースでひたすらダッシュし続けるならそれはそれで面白いと思うので、どこまで行けるか興味深い。
変身したら痩せたラミレスさんは、今後もちょこちょこ出てくるなら面白そう。この調子で、10大獣電竜に対応した古代の戦士達がそれぞれ居るのかしらん。話は色々と広げられそうですし、ラストのカオスさんの伏線も上手く機能しました。古代の戦士というと、駄目人間揃いのダイ族の勇者とかつい思い出してしまうところですが、ラミレスさんは割と人格者でしたし、賢神さんはちゃんと、性格もスカウトの基準に入れているのかもしれない。