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爆発!科学戦隊ダイナマン!!21

第37話ぜーのびあー。
万年山の千年洞窟の奥から現れる、本多忠勝みたいな兜を被った黒い鎧の女将軍ゼノビア
そもそもジャシンカ帝国の刑場が、どうして地上にあるのかとか、よいこのみんなは考えちゃ駄目だぞ!
「おや、カー将軍、お出迎えご苦労様」
「黙れ黙れ! 誰の許しを得て出てきた」
王子、王女、メカシンカの攻撃をあっさりとバリアで防いだゼノビア、女親衛隊から武器を受け取ると、将軍と軽く一当たり。
変なビームを出すカー将軍、初の戦闘参加が……まさかの身内。
ストレスの多い職場環境です。
かつて、ジャシンカ帝国の女王になろうとして失敗した犯罪者である、七本尻尾の女将軍ゼノビアは、ダイナマンを倒す事で反乱の罪を償いたいと申し出、王様からメカシンカ・エレキウナギを与えられる。
完全にメギドに対するキメラポジションですが、急に慌てるカー将軍とは、過去に痴情のもつれとかあったとしか思えません。
あとカー将軍がダイナマンに敗北続きなのは、カー将軍が無能なのではなくて、国家予算の都合と現場指揮官の顔を立てている為ですよ!
エレキウナギの電磁波攻撃により街を大混乱に陥れるゼノビアだが、その真の目的はダイナマンの秘密基地を探り出す事にあった。電磁波攻撃による機器の故障で隠し通路がカモフラージュしきれなくなった夢野発明センターへやってきてしまう少女、そしてその後を追っていた目玉。その映像を受け、ゼノビア、夢野発明センターに乗り込む!
「夢野久太郎とやら、只者ではなさそうね」
「なんの事で、私は発明好きのおじさんなんだ」
あくまで発明おじさんにこだわる、夢野司令。何がそんなに彼をこだわらせるのか、発明おじさん。
ダイナマンが駆けつけるが一歩遅く、隠し通路に飛び込むゼノビア達。しかし間一髪、司令が非常ボタンを押し、ダイナステーションに侵入する寸前でゼノビア達は外へと放り出される(サンバルカン基地にもありましたねこれ)。
地味に渦の動きを取り込んだ技を決めまくり、エレキウナギを撃破するダイナマン。恐るべき女将軍ゼノビアは撤退するが、それはまだ、ほんの小手調べに過ぎなかった……。
そして、ダイナステーションへの侵入を防いだものの、出入り口である事がバレてしまい、ジャシンカに目をつけられた夢野発明センターはまさかの休業。
ダイナマン達は、
――子供達には、発明の旅へ出ると、別れを告げた。
何ですか、その旅(笑)
日本各地の発明家に、発明所破りでも挑むのでしょうか。
「行かないで……」
「「行っちゃやだよ」」
すがりつく子供達に、別れを告げる面々。
北斗「泣くんじゃないよ。俺たちは必ず戻ってくるからさ。もっともっと、立派な発明家になってね」
司令「そうとも、発明センターは必ず甦る。もっとみんなで、楽しく遊べる場所にするからね」
この台詞が、改めて世界に平和をもたらす決意表明とかかっているのは秀逸。
かくてダイナマンは安息の地を失い、更なる戦いの旅路を行く事になるのであった。新たなる強敵に、負けるな、ダイナマン! 爆発! 住所不定無職・ダイナマン!!
てっきり、入り口バレても誤魔化して流すのかと思ったのですが、実に意外な展開。基地こそ健在ではあるものの、最終クールを前に日常パートとの接点を失ってしまいました。もともと5人の素性は割れていた筈だけど……などはあるものの、大胆な展開で面白い(もしかしたら今回の電磁波攻撃を受けるまでは、発明センター周囲には、広域で強力なステルス防御などの隠蔽が成されていたという可能性はあります)。
ここで新幹部出すからには、これぐらいしないと、的な。
果たして、カー将軍は復権できるのか。そして、物凄く存在意義の薄くなったキメラ王女の明日はどっちだ?!
第38話、家はないけどパトロール
凄いぞ南郷、レイがメギドの攻撃を受けている間にトラックを奪取、そしてメギドを轢きそうになる。
「馬鹿者! 年寄り一人さらってくることもできないのか」
ゼノビア、王様の前で、メギド王子を容赦なく罵倒。
ジャシンカ帝国が拉致しようとしていたのは、50年前、極めて強力な毒ガスであるケタゾンガスを作った天才科学者、中村太郎。しかし老いた中村はガスについて全く覚えておらず、あんなのさらっても役に立たないでしょーと反論を試みる王子。
「そういえば、それもそうね」
ゼノビアの登場で自分の存在価値が揺らいでいる事を痛切に感じているのか、もしかして劇中初めて王子に賛同するキメラだが、
「だからおまえたちは駄目なんです」
まとめてぶった切られる。
カー将軍と差別化を図る為もあるのでしょうが、ここに来てジャシンカ帝国を内から切り刻む毒舌の嵐!
ゼノビアはカー将軍にメカシンカ・ヨロイローズの作成を依頼し、ヨロイローズとメギド王子は剣を合わせて放つローズゼリービームを中村博士に浴びせる。それは設定した年齢に生物を若返らせるという光線だったが、ダイナマンの妨害により、25歳にする筈が10歳の子供になってしまう博士。メギドはダイナマンにもビームを浴びせようとするが次々に外れ、被害を受けたのは犬と公園の木のみ。
にしても、ゼノビアの依頼通りにメカシンカを作るカー将軍、サラリーマンの鑑であります。
「馬鹿者! また失敗しおってからに!」
全部で5回しか使えないローズゼリービームを無駄遣いし、ゼノビアから折檻を受けるメギド。
見たかゼノビア
これがメギド王子の力だ!!

……というか、ローズゼリービーム発射にメギド王子の協力が必要なのは、カー将軍による
壮絶な嫌がらせ
なのでしょうか。
子供と化した博士を追うジャシンカとダイナマン、「今度こそうまくやるぞ」と言いながら、相手を拘束もせずに適当にローズゼリービームを放つ王子とヨロイローズ。これまたレイの乱入により、25歳から目盛りが一つずれ、中村博士は24歳の青年になってしまう。
「なんたることを、1歳足りないではないか」
その頃、ダイナステーションでは分析の為に運び込んだ公園の木が元の大きさに戻って、ダイナステーション壊滅の危機に(笑) 総司令の命は危なかったが、ビームの効果が5時間である事が判明する。
逃げ隠れする内に記憶を取り戻し、レイと総司令の通信を漏れ聞いた中村、この姿で居られるのもあと2時間……と知るとスーツで着飾り、街でナンパ(笑)
「お嬢さん、お汁粉でも食べませんか」
声をかけたレイに捕まり、中村は自分が戦時中に軍の命令でケタゾンガスを作らされていた事、それを拒否して逃げ出した事で、真っ暗な青春を送っていた事を語る。せめてあと1時間少し、失った青春をわずかでも取り戻したい……。
「お願いです。残りの時間を私と一緒に遊んでください」
レイはそんな中村を受け入れ、二人はドライブデート。そこへ襲い来るメギドとヨロイローズだが、ダイナマン4人が駆けつけ、最後のビーム照射も失敗。そして中村に与えられた青春の時間は終わり、彼はまた、孤独な老人へと戻る。
「楽しかったよレイさん……」
体力を消耗し、座り込む中村を安静にさせ、レイはダイナピンクへと変身。
「ダイナ・ピンク!」
ここに来てなかなか、曽田さんが渋いエピソードを繰り出してきました。
戦闘シーンは、ダムでの大立ち回り。ニュースーパーダイナマイトの圧倒的な爆発力の前に、メカシンカ、もはや敵にならず。
ところでビッグバンビームは、巨大化して地割れから出てくる時の超メカシンカのミニチュアモデルの造形が毎度適当すぎて、演出ほど盛り上がらない気がします(笑)
超メカシンカは、ダイナフラッシュ同様の無敵カウンター技、ファイヤードラゴンからのコンボでずんばらりん。
かくてゼノビアの毒ガス作戦は失敗に終わり、ヨロイローズを失ったメギドは、尻尾兵に拘束されて玉座の間へと引っ立てられる。

王子「ええぃ、無礼者! 放せ! 放せぃ! 私は四本尻尾の王子、帝王アトンの息子だぞぉ! 放せぇぃ! 放せぃ!」
ゼノビア「この失敗は許さぬといったのは、アトン様のお言葉であった」
王子「?!」
王様「今回だけではないぞメギド、おまえはあまりにも多く負け続けた。潔く、刑を受けぃ」
王子「父上ぇ!!」

ゼノビアの槍の一閃が、メギドの尻尾を断ち切る!

「おぉ、尻尾が! 俺の尻尾がぁ!!」

全ての尻尾を失い、千年洞窟に落とされるメギド。
ぽんこつ王子、遂に、更迭!(涙)
………………まあちょっと、だいぶ、とっても、遅すぎた気はしますが。
ラストはレイさん、ドレス姿で中村博士とダンス。そして男衆、まさかのカルテット。
中村博士は劇中で一切なんの役にも立っていないのに、えらく役得ゲストだなぁ(笑)
そしてナレーションは青春を語り、メギドに一切触れず(笑)
遂に、我らがメギド王子がリタイア!!
今回は頭から王様の態度が冷たいなぁとは思っていたのですが、こういう事でした。
さすがに何らかのリカバーがあるとは思いますが、予想外に終盤に向けて、色々盛り込み、盛り上がってきました『ダイナマン』。