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『特捜エクシードラフト』感想22

先週分。
予告から連続エピソードかと思って後回しにしたら、そんな事は無かったという。
◆第42話「特捜、謹慎を命ず」◆ (監督:石田秀範 脚本:酒井直行)

轢いてない。
全然轢いてない。
あのぐらいで轢いたとは、片腹痛いわ!!(何)

というわけで、車で尾行中に悪の組織の罠にはまり、少年を轢きそうになる耕作。割と余裕で車を止めるも、悪の組織はいかにも耕作が少年をはねたような写真を撮り、更に警察に通報。偽の目撃者まで仕立て上げ、耕作を陥れるのであった。
気を失った状態で道路に投げ出された少年を余裕で回避したにも関わらず、通報で駆けつけたパトカーに乗せられそうになり、偽の目撃者に対し「貴様どういうつもりで嘘をつくんだ!」と胸ぐら掴んだり、
「俺はエクシードラフトの村岡だ! 同業だ!」
「俺はやってない! やってないんだ!」
……うんなんか段々、逮捕した方がいい気がしてきたゾ。
もちろん容疑を全面否認する村岡容疑者であったが、目撃者が居た事に加え、新聞に事故の写真が送りつけられた事から絶体絶命。結局は本部長が引き取りに来て、容疑は有耶無耶のまま一週間の謹慎処分となる。
本部長曰く「幸い、子供の怪我も大した事はないらしい」のですが、どこもぶつかってないのに一体どこをどう怪我したのか。投げ出された少年は、交通事故っぽい怪我を擬装工作済みだったのか。この世界の病院は一体どうなっているのか。そういえば以前、外傷の全く無い本部長に射殺されたと診断を下して霊安室に運んでいたけど、この世界の病院は一体どうなっているのか。
耕作を罠に陥れたのは、チャイニーズマフィアの龍龍雲、の取引相手である、覚醒剤密輸グループの小島涼三。エクシードラフトによる捜査を妨害して取引を成立させるために、小島は次の目標を隼人と拳へと定める。
一方、「耕作がやっていないと言っている以上、私は耕作の無実を信じる」と本部長の指示を受け、事件の背後を洗う為に動き出すエクシードラフト。
今回久々に、本部長にチームの要として、スポットライト。
隼人は病院の少年の元へ向かい、面会を拒否する母親を拝み倒して、少年から当時の話を聞く。それによると、少年は知らないおじさんに公園でジュースを貰って飲んだ所で記憶を失い、気がつくと道路に倒れていたのだという。また、事件の目撃者の住所氏名が出鱈目だったという情報を得た拳は、消えた目撃者を追って動き出す。
この時点で、警察が真面目に捜査すれば、捕まえられそうなんですが、小川。
みんなが信じてくれないなら俺が自分で……と看護師に女装して病院に潜入していた村岡メンバーは、仲間達の熱い想いに打たれて感動。なお女装はばったり出会った隊長にも気付かれない、実に恐ろしい達成度でありました!
ところが……捜査中の拳、暴走族の挑発に乗った所を何者かに後ろから襲われ、リボルパックを奪われてしまう。
むしろ、こちらが100%不祥事。
村岡メンバーの方は真相が明るみに出た後は陰謀による狂言という事で(社会的な誤解はともかく)済みますが、こちらは全く言い訳が聞かず、もはや降格案件。
更に真犯人によってこの件がマスコミにリークされ、相次ぐ部下の不祥事に記者達に囲まれる隊長。
正直この辺りは、週2ペースで続けて見ている関係で『ソルブレイン』の残像が強く、インパクト弱し(^^; 本来なら前作から約1年は経過しているので、また少し違うのかもしれませんが。
…………いやまあよく考えると、ソルブレインが不祥事でマスコミに囲まれるような展開(つまり劇中で不祥事が不祥事として認められる展開)って実は無かったような気はするのですが、あまりにも不祥事が日常的すぎて、不祥事展開に対する感性が麻痺しているというか(おぃ)
ソルブレインがやらかした(そして正木がもみ消した)諸々に比べれば、せいぜい不祥事の「ふし」ぐらいだと思います。
あと今作でも、愛の方がもっと酷い事してますし(笑)
まあ愛の件は、片やNASAの宇宙船がらみ、片や宇宙人がらみという事で、公式にはそんな事件は存在しなかった事になっている気配が濃厚だったりしますが。
マスコミに送りつけられた村岡メンバーの事故写真の分析から、写真がどうやら耕作が尾行していた車から撮影された事、内偵を進めていた覚醒剤密輸グループの陰謀である可能性が高いと判断するエクシードラフト。残る隼人を狙って必ずもう一度、なんらかの罠を仕掛けてくるに違いない、と本部長は村岡メンバーを復帰させる事にする。
電話をかけようとする愛を止め、「耕作のことだ。その辺りにいるよ」と、今回は本部長いい味DAY。
「すいませんでした。俺、みんなのこと、誤解してました」
「よせよ、仲間だろ」
「ところで拳のリボルパックは?」
仲間の生傷に全力で塩を塗り込みに行く耕作。
「仲間が無くしたものは、俺たちみんなで取り返す。な?」
隊長のフォローが格好良く決まった所へかかってくる、拳の銃を持った男が港の倉庫に入るのを見た、というタレコミ電話。隊長は罠を承知でバリアス7で現場へと向かい、村岡メンバーと大熊メンバーは不意打ちの為に、大人げなく実装した状態でその後を乗用車で追う。暗躍する小島の誘いに乗り、倉庫へ閉じ込められる隊長。
「さしもの隊長も、バリアス7がなければ実装できない、ただの人。ははははははっ」
………………あー、いや、どうだろう。
某香川竜馬ほどではないですが、多分その人、完全武装の兵士を素手で3人ぐらいくびり殺せると思います。
……だが、
「騙されたのは、どっちかな」
待ってましたと突入してくるブルース&キース。
そして……
人気の無い港の一角で取引を行う、龍大人と、小島。だが突然、小島が龍を殴り飛ばす。小島は村岡メンバーの変装であり、取引はチャイニーズマフィアの密輸グループを一網打尽にしようという、エクシードラフトの意趣返しっぽい罠だったのだ!
謀略戦で社会的信用を削られ、怒り心頭のエクシードラフト、三列横隊で、中国マフィアに骨の髄まで、本当の恐怖というものを叩き込む!!
バズーカ砲なんて豆鉄砲!
下手に動くとバルカンカートリッジで蜂の巣だ!
そして隊長、龍が逃げ込もうとした車を
サイクロンノバで塵も残さず消滅させる。
ノリはむしろ、
抵抗した上に逃亡をはかったので、やむなく以下略
この男を……敵に回してはいけない……!
真面目な話としては、その車の中、証拠品とか色々あったと思うのですが隊長。
シナリオとしては大きな問題が3つほどあって、
1・不祥事ネタは前作でやりすぎた
2・病院がおかしい
3・警察の捜査が不真面目すぎる
特に、自ら少年に缶ジュースを渡し、事故の目撃者になりすまし、拳を気絶させ、チンピラに直接報酬を渡し、本部に偽のタレコミ電話をかけてくる小島は、幾ら何でも目撃情報を残しすぎ(^^; 小島サイドからすると「取引成立するだけの時間」が稼げれば良かったという事なのかもしれませんが、警察が真面目に捜査すると、あっという間に捕まりそうで、さすがに杜撰すぎます。
頻繁な顔出しはキャスティングの都合かもしれませんが、逆にどうして、こんな役にこういうキャスティングになったのか(^^;
酒井脚本は、最初の少年の精神世界ネタが良かったのに、その後はどうも微妙。
そして次回、天使VS悪魔VS宇宙人!
もう駄目だ、この時点でお腹いっぱいだ(笑)
まさかデビット秋葉が再登場するとは……というか、凄い食い合わせが悪そうなのですが、宇宙的にはどういう捉え方になるのかいったい(^^;