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『翠星のガルガンティア』感想10

んー…………………………一番よくわからないのは、2話において、「状況の優位性を確保するため」という理由だけで海賊をさくっと消滅させたレドが、何を今更、人類同士の戦いにショックを受けているのか、という点。
……や、未開人は人類の範疇に入れていなかったという可能性はありますが。
勿論、謎の宇宙生物だと思っていたら元人間だった、同盟の情報操作が腹立たしい(虚偽の情報をベースに戦わされた事で兵士としてのアイデンティティを揺さぶられた)、結果的に非戦闘員?を虐殺する事になった、という辺りの要素はわかるのですが……描写見る限りどうも、レドは“人道的”にショックを受けている。
そしてそれは、ガルガンティアの生活の中でのレドの変化に基づくものなのかもしれませんが、そのつもりだとすると、それが描けているとはあまり思えない。
少なくとも私は、そこでレドに感情移入するよりも、むしろ引いてしまいました。
(他のキャラクターに関しては、おしなべて言うまでもなく)
構成でいえば、“兵士の使命”を優先して道を選んだ上で、その使命を揺さぶられる事で、レドが新たな道を見いだす、という流れに持って行くのかもしれませんが……まあ、おあつらえ向きに対立項(昔の上司らしきもの)も出てきましたし。
最後に、チェインバーがマシンの論理で色々ぶった切るところは面白かったのですが、全体としては、話、というか登場人物の思考と行動にノれなくなってきて、ちょっとこう、期待のハードル上げすぎたかなぁというか、趣味とズレてきたというか、「趣味とズレてはいるけど凄いものを見た」感は無くなってきてしまいました。