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『ロボット刑事』感想10

先週分。
◆第19話「沖縄の海に謎を追え!!」◆ (監督:折田至 脚本:上原正三
沖縄民謡とハイビスカスの花から始まる、沖縄編。
のどかな情景から一転、海岸を逃げる男達が次々とバドー戦闘員の銃火を浴びて倒れるが、1人の青年だけが小舟に乗って流されて一命を取り留める。
その頃、東京上空にはバドーマークのついた謎の気球が飛来し、謎の女・リンがそれを手にしていた。漂流の末に定期船に救助され、病院に運び込まれた青年の話を聞く科学捜査室。
「奴等は、どでかい計画を立てている。恐るべき、計画だ」
看護婦に変装したリンが青年を抹殺しようとし、それを追うKと新條のシーンは、演出といい音楽といいスパイアクション風味。
そしてほぼ背景に近い所で、凄くナチュラルにパトカーの屋根を飛び越えて乗り込むというアクションを披露する新條(笑) あまりに普通にやるので、思わず笑ってしまいました。
Kはリンの召喚に応じて現れたバドーの用心棒ロボット・ギョライマンと激突し、「私は泳げる!」と力強く宣言するが、塩水を吸うと締まる鎖を巻かれて海に落とされ、魚雷攻撃を受けてしまう。
リンが沖縄行きのフェリーに乗り込んだのを目撃した芝と新條は、そんなKを捨て置いてフェリーへ。そしてそのフェリーには病室から姿を消した青年も乗り込んでいた。
バドーが割のいい工事現場の募集で、労働者を集めて作成していたもの。それは、水爆を積んで東京を目指す飛行船だった。東京に飛来した謎の気球の正体は、沖縄→東京間の気流を確かめる、テスト飛行だったのである。
新條は水着姿でのんびり船旅を楽しんでいたリンを発見。中国人?ぽい片言喋りのリン役の方はどうもアクションは得手ではないらしく、凄くおぼつかない殺陣を、無理矢理「やるぞ」みたいに持ち上げる新條。リンは再び魚雷マンを召喚し、そこにマザーによって海底から救出されたKが駆けつける。
さすがにフェリー上では戦闘する場所も限られる為か、比較的短めの戦闘の果て、魚雷マンはざっくりと速射機関銃の餌食に。そしてKは、「私は、女とは戦わない。たとえアンドロイドでもね」と急に紳士機能発動を発動し、リンの身柄を拘束するのであった。
一方、芝家では娘達が父の誕生日ケーキを用意して待ちぼうけ。
……携帯電話も無い時代ですが、一切連絡無しに沖縄行ったのか(笑)
東京を狙う水爆作戦を阻止しなくてはならない……三線の音に迎えられ、沖縄の地に降り立った一行を待ち受けていたのは、青年の父が行方を絶ったという知らせであった。隙を突いて逃げ出したリンを追うKと新條だが、バドーの怪ロボット・カラテマンに阻まれる。果たして科学捜査室は、恐るべき陰謀を食い止める事が出来るのか?!
沖縄だけに空手マンは、片肌抜いた空手着姿に、頭部は握り拳モチーフという、素晴らしいデザイン。
次回、「Kのブレザーが沖縄の空に舞う」というナレーションは、格好良かった。


◆第20話「水爆飛行船東京へ!」◆ (監督:折田至 脚本:上原正三
道を横断する牛に追跡を中断されるK(笑)
「うまく、逃げられました」
って、敵が上手だったみたいに誤魔化した!
芝と新條は作業員に扮して敵の懐へ潜入をはかり、それを追跡するKだったが見事にまかれてしまう。潜入作戦を見破られ、囚われた芝と新條は、今回の事件の黒幕、秘密結社ゼロの存在を知る。バドーの協力を得たゼロは、水爆を積んだ飛行船を東京上空に浮かべ、日本政府に1兆円の支払いを要求しようとしていたのだった!
沖縄ロケ編という事で多国籍感を出したかったのか、バドーの諜報アンドロイド・リンは中国系、秘密結社ゼロの幹部は白人男性なのですが、色々おぼつかなく、少々キャスティングに無理があった感じ(^^;
リンを追ったKは空手マンのマッハチョップを受けて倒れるが、それは死んだフリ。アジトへ帰る空手マンとリンを、上空からジョーカーで追跡する。
前回のフェリー追跡に続き、この前後編はやけにジョーカーが大活躍。そして、割と派手な威力の爆弾を積んでいる事が発覚しました。とても都内では使える雰囲気の無い威力の爆弾でしたが、米軍に撃墜されても言い訳効きそうにないぞ、K。
アジトに乗り込もうとするも、青年の姉弟を人質にされて捕まったKは、アジトごと木っ端微塵だと時限爆弾を仕掛けられるが、前回の紳士機能発動が功を奏し、ときめきゲージがぎゅんぎゅん上昇していたリンの裏切りによって助けられる。だが、空手マンのチョップを受けて機能を停止するリン。
「これが……アンドロイドの、宿命よ」
リンが倒れた途端に、マネキンになって首が外れたのは、恐らく意図した以上のショッキング演出に(^^;
正直かなり強引な展開かつ、人型アンドロイドの愛と死も唐突ですが、Kは割とモテるので、機能の一つとしては納得できない事はない(笑)
発進した水爆飛行船を止めようとするKの前に立ちふさがる空手マン。ブレザーを脱ぎ捨てるKに対し、空手マンも胴着を脱ぎ捨て、激突する、全裸vs半裸!
面白くなりそうな空手マン戦でしたが、この後飛行船を止めないといけない都合上それほど長くはならず、空手マンの必殺マッハチョップを、脈絡なく取り出した鞭のようもので弾き返す「マッハチョップ返し!」から速射機関銃で滅殺。ジョーカーで飛行船を追ったKは、東京上空で起爆装置の解除に成功。ここに、秘密結社ゼロの恐るべき計画は失敗に終わるのであった。
東京で、飛行船を気にするカップルの男役は、大葉健二か?
最後は折角なので、沖縄の海で水着を披露。
……芝刑事と新條刑事が(笑)
意味が、わかりませんよ!
40年前だけど全力で抗議したい(笑)
何故かKも東京上空から沖縄へ戻り、青い海を楽しんで大団円。これまでかなり強引に出番を確保していた芝姉妹が全く出てこなかったのは、初めてか。
うーん……沖縄から秘密結社が東京に向けて風船爆弾で水爆を飛ばす、というプロットは物凄かったですが、沖縄に行った所で力尽きたような、雑な出来(^^; 散漫でまとまりが悪く、水爆停止のサスペンスも盛り上がりませんでした。沖縄民謡を随所に被せた、情緒的な演出はちょっと面白かったですが。
次回、まさかのサブタイトルでマザー爆沈。