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世代を超えて

◆タイキさん
 >トッキュウジャー感想お疲れ様です。「大傑作になり損ねた傑作」ですか、評価高いですね〜。
自分でもよくわからないレベルで変なツボにはまってしまっていたので、納得できるレベルで着地してくれて良かったです(笑)
 >トッキュウジャー5人と家族の関係性を色濃く描いてくれるとここら辺に上手なカタルシスが出たと思うのですが。
45−46話辺りを巧く使ってその辺りこそ補強して欲しかったのですが、家族出すとお金もかかるし、そういう事情もあったのかどうだったのか……(^^;
 >私からするとこういうのこそ「狡い」って思います、ラスボスとして初めから滅ぼしきれないことが分かってしまっているので争う意味がないというか。
作品の欠点の一つとして、結局最後まで、「戦う理由」とか「倒す理由」を構築しきれなかったというのはありましたね。私がある程度許せるのも、陛下の芝居が好きだった、というのは大きいですし。まあ恐らく、「子供を戦わせている」からこそ敢えて、悪を倒してスッキリという構図にしたくなかったのかな、とは思いますが。
 >ここは第32駅で子供と大人のトッキュウジャーがハイタッチする所との対比だと思いました。
ああ成る程、あのラストで、大人ライト達と子供ライト達が融合を果たしている、と。それは美しい。
 >だから第4クールでトッキュウジャー5人と明が対峙して対決するシーンに違和感を覚えてしまいました。
あの辺りは、明の世界が広がる話、という事なのかなーと。自分ワールドに生きていた明がやっとシャドー以外の世界と噛み合って、あの後、トッキュウジャーへの保護者目線が強くなったり。
 >何の御咎めもない総裁もどうよとは思いましたねw何かあの後車掌辺りにしばかれてそうですw
総裁は多分、ダメな大人達のイマジネーションで出来ているのです(笑)
◆橘まことさん
 >「トッキュウジャーをもっと追い込む必要があるのでは?」
あー、家族と天秤にかける為には、ライトの危機をあおあらないといけない、という部分はなるほどあったかもしれないですね。個人的にはそこはもう乗り越えた所だと思っていたのでどうも違和感が強かったのですが(^^;
 >何より子どもだけの特権のように描かれ続けた「イマジネーション」を、大人もまだ持ち得るんだよ、と提示してくれたのは、
 >いい年したオッサンにとってはありがたかったり(笑
そこ好きなのは、年取ったからかなぁ……と私も思いました(笑) 戦隊は90年代半ばぐらいから既に親子2世代向けの作品作りを仕掛けていますけど、一つそういった流れの集大成的な部分もあったのかもしれないですね。で、ライトのお爺ちゃんとか、次作の設定考えると、今やもう3世代向けも視野に入っているのかもなぁとか。
 >どうしても「あとちょっと」感が否めなかったですが、1年間見てきてよかったなーと思う作品でした。
中盤辺りまでを考えると、やはりもう少しシャドー側に踏み込んだ展開は構想あったのかもですね(^^; ちょっとずつ惜しいのですけど、拾わないといけない部分は土壇場で拾いきってくれて良かったです。
 >過去作品の印象から忍者と戦隊の組み合わせってあまり良くないのでは?と思っているジャンルですが、
 >「忍びなれど忍ばない」が上手いこといってくれることを期待しようと思います。
私、忍者好きなのにそういえば忍者戦隊ってはまった事ないな……と気付いてしまったのですが、東映も忍者愛が空回りしてしまうのか(笑) 『トッキュウ』のお陰で視聴意欲に勢いついたので、どんな感じか楽しみにしております。