◆八手四郎次郎さん
>「その為に感情的判断は捨てて最も合理的な判断をすべき」と考え直すようになったから、と見るのがより自然な感じがするんですよね。
「……おまえと手を組むんじゃなかった」というのはなかなか意味深で、ノエルの言葉に自分と通じるものを感じてしまったのか、情を曲げてもチェンジャーを手放す事を受け入れるしかない事を認めてしまったのか、双方に取れますが、後者寄り、という見方も面白いですね。
>「愛する人に捧げる為に料理にのめり込む」ウシ怪人と「ギャングラー壊滅という任務遂行を最優先とするべく感情的判断を排した」圭一郎を透真と並行して配置した意味も出てくるのではないでしょうか。
確かにここは、透真を介して両者を対比させた、と見た方が面白い感じですね。牛をシリアスにしすぎると話が変に重くなるからか、コミカルテイストにした分、ちょっとズレてしまったのかなという感もありますが。
>例えば割と近くで待機していたはずのレッドとイエローの突入が不自然に遅れたこと
これはちょっと上手くなかったですねー。てっきり緊急時のサポート要員だと思っていたら、肝心の緊急事態に遅刻するという……。
>透真のノエルに対する態度が変化した理由に関してもイメージを固めきれないまま筆を進めてしまったのではないかという疑念が拭いきれないんですよね...。
内面の掘り下げをW戦隊で並行しないといけない都合で、特に快盗側はあちこちの箇所で、“どちらとでも取れる台詞”を置いて真意を先送りにしておく、というのが見られるのは今作の負の面というか、ちょっとした欠点の一つだなとは感じます。
>透真がフランベをしているシーンでフライパンから上がった炎って本物なんですかね?
どうなんでしょうね。役者さんはだいぶ特訓したようですが。
◆MOPさん
>ゴーカイの料理担当はハカセと鎧で間違いないですが、ジョーは確かスイーツ作りが得意でした。
ありがとうございます。ジョーはどうしても、日常シーンが筋トレのイメージで全て塗りつぶされていて(笑)
>やはり青は総じて料理スキル高めですね。
ジョー参戦で思ったのですが、もしかして、青はオカン属性(ゴウキ、連など)も強いんですかね……(笑)
◆タイキさん
>補足しておくと「ハリケンジャー」も共同生活型なのでハムスター館長以外が全員持ち回りで作ってますね。
『ハリケン』はどうも記憶が薄いのですが、持ち回りでしたか。そしてなんだかんだの、カレーネタ……(笑)
>「ギンガ」以前で料理戦隊メンバーになれそうなのはとんかつ屋志望のチェンジペガサス、兄妹全員当番制のファイブブルー、クレープ限定だけど作れるニンジャブルー辺りかと思われます。
ありがとうございます。チェンジペガサスはなかなか、おいしいですね!
>……こうして見ていくと、如何に昔の生活が戦士の私生活まで細かく掘り下げずに作られていたかですよね。
『ジャッカー』『バトルフィーバー』などは演出的にもスパイ物路線ですし、逆にプライベートな要素を省くところにポイントが一つあったのでしょうね。『ジャッカー』も後半はコック兼任の玉三郎など登場しますが、少しずつ戦隊的な見せ方が構築されていく流れも面白いですね。
◆島嶋さん
>ゴロウ隊長のお菓子作りスキルが気になって家に残っていた超全集を引っ張り出してきたのですが25歳の衝撃に色々と吹っ飛んでしまいましたw
私も以前に知って衝撃を受けたのですが、隊長の圧倒的カリスマを補強する設定なのでしょうが、凄いですよね……(笑)
>蒼太とイアンは確かにモテスキルで習得していそうな気がします。2人とも女好きが若干ポーズ臭いのが業が深いですが…
深いですよね、業……(魚の死んだような目)
>そして咲也のモテスキルはやはり中途半端なのか…
はからずも今回、証明されてしまった気がします(笑)
◆匿名さん
>あとは古い作品で言うと、以下の通りかと。
詳しくありがとうございます。初期は『ゴレンジャー』のセルフオマージュがまずあって、そこから徐々に、キャラクターの個性に用いられていく、という流れだったんですねー。
>ダイナマンのイエローはラーメンを作るメカを発明していましたが、これも当てはまりますか?
そういえば、ありましたね(笑) 南郷は畑の戦士でもあるので、歴代パターンからいうと割と料理をこなせそうな感も。
>マトイが担当の時はカレーばかりで文句を言われて買い物に出かけ、少女に料理を教えてもらう話です。
戦隊らしいですが、ちゃんと分業になっていたのですね。逆に家族戦隊で実質専業のマジブルーが珍しいのか。
>このように味噌汁を飲んだ博士が怒られたシーンはありますが、理由は別の話です。
>恐らく、この冒頭のシーンと、先述のシーンが混同したのではないかと思います。
味噌汁の件、補足も含めてありがとうございます。ご推察の通り、どうもこの2シーンの記憶が混ざって、固定されてしまっていたようですね(^^; うろ覚えで悪印象を反省。
◆鷹Deさん
>ウルトラマンとして名前をあかせない理由が「名前をあかすと勝ち続けなくちゃいけない」というのはなかなか斬新だなと思いました。
シリーズとして積み重ねてきた巨大ヒーローとしてのウルトラマンと、良識ある一般市民としてのお兄ちゃんとを交差させる事で、ヒーローとして戦うとはどういう事なのか、が今作独自の切り口となって良かったですよね。あそこでぐっと作品に入れるようになれました。
>戦いの動機づけや決意なんかは個人的にとても好みなので良かったですが。もうちょい戦闘でのビジュアル変化をつけてくれればなお良しですね
戦闘の面白みがちょっと弱かったので、そこはフォームチェンジ追加や強化アイテムで、面白くなってほしいですね。
◆つるさん
>ルーブは朝練という、本人たちは真面目にやってる感が面白く、2話目で一気に好きになってしまいました(笑)
見せ方に悪ふざけ感がなくて、あくまで真面目だけどちょっと間抜け、というバランスが良かったですね。
>コメディをベースにしながらもちゃんと葛藤やミステリーを盛り込んできてくれたのも嬉しく、楽しんで見れそうです
第1話と雰囲気はそのままながら、きちっとヒーローとしての力と向き合ってくれたのは、私もかなり嬉しかったです。次回は愛染社長がどんな人かでミステリ要素の先が変わってきそうで、楽しみですね。
>余談ですが、ツノを通り越してもはや耳な兄のデザインは結構気に入ってます
言われてみれば(笑) その内、強化されると伸びたりするんでしょうか……。
◆Beniさん
>時代がすすむにつれて、ただの食いしん坊から、徐々に自分で作る方向にシフトしていったのではないでしょうか。
流れを見ていくとどうも、途中に畑の戦士要素が融合して、色々な意味で“作る”に寄ってきた部分がありそうですね。
>(もっとも、初の料理担当の黄色:デンジイエロー黄山は「気は優しくて力持ち」や「食いしん坊」とは異なり、研究者です。
>料理も一種の科学ですので、頭脳担当と料理担当が融合していく最初の例だったのかもしれません)
デンジイエローは時代の早さも含めて面白い存在ですね。あまり物語の本筋と関係ない要素の変遷で、戦隊キャラクター像を追っていくのも割と面白いかな、と思って改めて『デンジマン』が気になってきてしまいました。
>さらに時代がすすんで2000年代以降になると、料理ができる男子がカッコイイという価値観が定着してきて、
>カッコイイ担当のブルーの役割になってきたのではないでしょうか。
これはありそうですね。考えてみると、『タイム』のタツヤは赤ですが、このはしりでしょうか。家庭の事を一通りこなせるイケメン的な。
>ゴウキは従来の力持ち担当でありつつ、料理=カッコイイ担当への過渡期に生まれたのではないかなぁ、なんてことを考えました。
ハイブリッド型畑の戦士ですね(笑) おまけにオカン属性持ちという。