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『HOI2』2回目:アルゼンチンで南米に覇権国家を築き隊−1

ネオスイスの野望はアルプス山脈の氷雪に消え、2回目は、打って変わって南米アルゼンチンでスタートしました。
今回の目標は、「陸海空軍を駆使して戦争をやってみる事」です。
その上でアルゼンチンの(スイスと比べた)長所は、

  • 初期状態で研究ラインが2本!
  • まがりなりにも、陸海空軍が揃っている。
  • 周辺はIC10前後の弱小国家
  • 列強諸国とは距離の壁があるので、大国の動向に振り回される可能性が低い。
  • 最初から独裁制権威主義国家なので、好きなタイミングで自発的に仕掛けられる。


といったところ。特にスイスの時は、最初に5年かけて基礎ICを20に乗せたので、この差はだいぶ大きいです。……開発陣は激しく微妙ですが。というかスイスの開発陣は国力に全く見合っておらず、凄く、無駄遣い。なお今回、いつまで経っても開発陣が微妙なままだと楽しくないので、オプションで「併合した国家の研究チームを入手可能」にしてプレイ開始。…………南米大陸に、有能な研究チームが存在するのか、わかりませんが(^^;
さてまずは、細々とでも国家の黒字運営の為に、諸外国と交易の交渉から。フォークランド諸島が欲しい関係で、スタート時のアルゼンチンの仮想敵国はイギリス様なのですが、世界広しといえども、物資と交換で気前よく複数品目の資源取引に応じてくれる国など、イギリス・ドイツ・ロシア・アメリカぐらいしか存在しないので、そんなイギリス様も含めてせっせと交易です。
プライドなんてものは、研究ラインが5つある国だけが持てばいいのです。
なお、イデオロギー的な仮想敵国はイギリス様ですが、プレイ的な仮想ラスボスは、ブラジル。研究ラインは2本止まりですが基礎ICは30を越えており、アルゼンチンを少々上回る国力を持っております。なにぶん初心者なので何が起こるか読めない部分が多いのですが、当面の目標は、周辺諸国を併合してブラジル並みか上回る程度の工業力を持つ事。最初の標的は、山を越えたチリ。
というわけで、産業の研究などしつつ、せっせと山岳歩兵を中心とした陸軍力を強化。
スイスの2倍の研究ラインと1.5倍の工業力とはいえ、小国は小国なので、地道に強化をはかります。研究チームのスキルが低いので、無理せずに史実年代にあわせていく形で、歩兵や砲兵なども浅く研究。
さてここで、当時の南米大陸の状況を物凄く雑に説明すると、
ほとんどの国がアメリカと不可侵条約を結んだ上でアメリカに「独立を保証」されています。
つまり、拡大政策を採る場合の最重要にして単純明快なルールは、調子に乗りすぎてアメリカ番長様を怒らせたらそこでゲームオーバー(笑)
アマゾンとアンデスが紅蓮の炎に包まれて、後世に大問題となる事でしょう。
まあこの時期のアメリカ様は孤立主義真っ盛りなので、南米の小国が侵略を受けたぐらいでは、本気で怒ったりしない、多分しないと思う、しないんじゃないかな、まちょっと覚悟はしておけ。
というわけで、約3年かけて軍備を整えたアルゼンチン陸軍、チリに宣戦布告。
国民不満度が14ぐらい上がった勢いで、政変発生。
一気に内閣がほぼ総入れ替えになってしまいました(笑)
前政権の意志を引き継いだ新政権は、民意はさておきチリ唯一の工業地帯に突撃、見事これを奪取。我がアルゼンチンもそうなのですが、チリも領土の半分ぐらいは山だけで何もない土地で、この最重要拠点を落とした時点で、チリのICは戦前の3分の1以下に。さすがに戦力的には差があるようで楽勝かと思いきや、お互い山岳地帯で向き合っているので、とにかく部隊の移動が遅い。戦闘始まると基本的に圧勝なのですが、相手の土地に移動して占領するまでに、やたらにかかる時間。そして山を越えている間に、じわじわ削り取られていく指揮統制(^^; 一度、山越えをしている内に指揮統制が残り1まで削られて、チリ軍のなけなしの迎撃部隊に瞬殺されました(笑)
敵はチリ軍ではなく、むしろ山。
なにぶん師団を国境に敷き詰める前に(いつまでかかるかわからないので)主力部隊だけで一転突破的に攻め込んだ為、チリ軍が空き巣的に南部に侵入。
しかしそこは、山か森だけで何もないのだ! はっはっは!
……まあ後で取り替えすのに、行軍時間がえらくかかる羽目になったのですが(^^;
タチの悪い事に、チリのVP土地が南の端に1つありまして、結局そこを占領する為に、全土地を順々に占領していく羽目になりました。そんなわけで面倒くさい山越えを繰り返しながら、たぶん約1年ぐらいかけて、1939年2月5日、チリ併合。
問題のアメリカ様は、不可侵条約を破棄してきただけで、とりあえず宣戦布告にまでは至りませんでした。
でも続けてウルグアイに攻め込んだら、キレるかなぁ……。
ほとぼりが冷めるまで、戦力強化をはかりながら大人しくしているか。
なおチリの研究チームは、アルゼンチンどどっこいでした。一人だけ、アルゼンチンの軍人さんよりは陸軍ドクトリン研究が得意そうな人が居ましたが。両国ともどういうわけか、「俺に空軍ドクトリンを研究させてくれ!」みたいな人はいるのですが。我が国の工業力では空軍の整備までの道のりは遠すぎる……。
目指せ、ネオインカ帝国