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『キャプテン・アース』#2・#3感想

初めての出撃、というかよくわからない内に巨大ロボットに変形合体、目の前に敵、迫り来るミサイル……という展開でどうして、客観視点で戦闘を進めてしまうのか。そこは、コックピットからのパイロット主観(ないしそれに近いもの)で、敵の攻撃が迫ってくる描写を挟んでほしいところ。そうする事で、外にカメラ引いての棒立ちでのミサイル着弾シーンも活きるわけなのですが、とにかくロボットの戦闘シーンを外から描きすぎて、ダメダメ。
絵としてはそちらの方が格好いいかもしれませんが、それでは中に人間を乗せている意味が無いし、いっけんアクションは派手でも、そこに物語が乗りません。
また、外部からの操作、という要素を入れているのに、これも外からの絵で「ロボットの攻撃する」シーンだけを描いてしまっている為、遠隔操縦という状況が全く描写から見えてこない。
故に「遠隔操縦だと武器が当てにくい」というような台詞があっても、真に迫らない。
トドメの攻撃だけ、外部からキーボード入力の描写が入りましたが、あれは、先に入れておかないといけません。
というわけで、1話に引き続き演出がどうもなー……と引っかかっていたのですが、3話がかなり良かった。
久々に、凄く気持ちの良いテンポの演出でした。
テンポの好き嫌いは個人の生理的なものもあって説明しにくいのですが、会話のリズム、リアクションの間、キャラの置き方、どれも良かった。脚本も合わせてですが、保護対象に逃げられてやるせない感じになっていたコーヒー眼鏡が、紙コップで指向性のレーザー通信を受け取るシーンなど、鮮やか。
白眉は、自称魔法少女の作品世界への取り込み及びメンバーへ馴染ませる流れ。ギャグとシリアスの中間のステージを造り出し、一気に司令以下の登場人物達の関係も組み立てるあの流れは、お見事。
わざとらしいほどわざとらしい背後の陰謀展開とか、固有名詞で攪乱しながら話を進める手法はあまり好みではないのですが、人物の縦横の繋がりも出てきて、ちょっと面白くなってきました。
今のところ好きなキャラクターは、自由すぎる博士。