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『侍戦隊シンケンジャー』感想8

◆第十五幕「偽物本物大捕物」◆ (監督:渡辺勝也 脚本:石橋大助)
唐突にシタリが太夫の三味線を誉めたと思ったら、「いや、いつもよりグッとくるものがない」と、偽物である事を見破るドウコク……って、なんか初めて、総大将らしい所を見たよ!!
太夫に化けていたのは、ホストノリ?の変化アヤカシ・ナリスマシ。
地上に出たナリスマシは、1人で真剣白刃取りの訓練をしていた千明に変化すると、ナナシ軍団と戦う残り4人を嘲笑い、後からやってきた本物と4人の仲は険悪に。日頃の行いが悪いせいで信頼度の薄い千明、立ち去り際に、千明お手製1人白刃取り訓練システムに気付く殿。しかし殿は、時々凄い私服を着ているけど、誰が買ってきたのか。
回想シーンの父は、ゴルフウェアみたいな服装だったけど。
シンケンジャーの仲間割れを狙うナリスマシは、千明の姿で、流ノ介、茉子、ことはを次々とからかい、4人の仲は最悪に。決定的な亀裂が生じた所でことはに変化して孤立した千明の命を狙うが、千明はその変化に途中で気付き、逆にナリスマシに嘘情報を教えて引っかける。
全体としては可も無く不可も無くという出来なのですが、偽千明が要するに、初期千明よりもう少し性格が悪い、程度なのでギャップがあまり無かったのは残念。周囲が騙される説得力の方を取ったのでしょうが、偽物ネタとしてはもう一歩、ギャップの面白さで遊んで欲しかった所です。
後半は割と派手なアクションで展開。緑は白刃取りを成功させてアヤカシに反撃し、最後は赤と緑でカブト五輪弾。巨大化に対してはいきなり天空シンケンオーを発動し、必殺技で秒殺。強力な刺客であった猪鹿蝶アヤカシと飛行オオナナシ軍団をまとめて蹴散らす能力を持っているだけあって、今の所、天空シンケンオー圧倒的。
偽物騒動による誤解を意外や爽やかに許す千明だが、暑苦しい奴が1人。
「私を殴ってくれぇぇぇぇぇ!」
変な角度にこじれそうになった所で、最後は殿が間に入って一件落着。
んー、ラストは少々、シリーズ初お目見えの脚本家が、“一般的な戦隊物のイメージ”に引きずられた所があったかな、と。流ノ介はともかく、千明がストレートに仲間意識を語るのは、やや違和感。それから、
殿に仲裁機能なんてついていたのか?!
80年代のようなオチになってしまいました。
殿はもともと、コミュニケーション機能の故障だけ除けば、スペックは80年代型文武両道超人系レッドなので、その辺りのバランスは今作としては気にしないといけない所かな、と。まあ12話を経て、殿が丸く収める路線に行くのかもしれませんが。
その頃、三途の川では薄皮太夫が川岸に転がる腑破十臓を見つけていた。果たして太夫は、十臓に借りを返すや否や――。