2005-05-13 方向性の違い 読書 繰り言 という言葉は便利である、とは何回か書きましたが、しかし本当に優れた作品というのはジャンルカテゴリの壁や、そういった嗜好の問題を吹き飛ばす力を持っているわけで(勿論、生理的に受け付けない、という場合もありますが)、ある意味では、そういった作品に出会いたくて彷徨しているのである、と言えなくもなく。 その“吹き飛ばす力”を“小説力”と一面では私は呼ぶのですけど。