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『超新星フラッシュマン』感想7

第9話「時をかける博士」
前回ノリノリだった長石監督は、今回はえらく普通で、映像的には特に面白い事なし。
冒頭、時村博士のタイムマシン開発に協力する為に、フラッシュベースから部品を強奪していくフラッシュマン
それを見て、博士と次女は大はしゃぎするが、20年前の記憶を完全に失っている妻と、そろそろお年頃の長女は、やや引き気味。
確かに、いきなりこんな誰を選んでも濃いお兄ちゃん(消去法でいえば選択肢としてはブルー一択か)が増えるのは、思春期の少女としては複雑。
何故わざわざ妹を二人もキャスティングしているのかと思ったのですが、この対比がやりたかったというなら、納得。妻だけ反対とか父だけ乗り気、だと角が立つので、2:2に配分しているというのは成る程。
いよいよ再度のタイムマシン実験に向けて前進する博士であったが、どうしてもエネルギー炉を回収したいメスが、強化改造されたザ・ジーゲンと共に、再び研究所(というか倉庫)を襲撃。エネルギー炉は守るものの、娘二人がレー・ネフェルによって攫われ、「娘とエネルギー炉を引き替え」と要求されてしまう。
タイムマシンの完成よりも、娘二人の命を優先してください、と言うフラッシュマン(それはそうだ)。
ここでレッドの
「俺達は博士のお陰で、親というものがどんなに子供の事を思っているのかよくわかりました。20年間、ただひたすら我が子の事を思って作り上げたのが、このタイムマシン。これを見れただけで充分です」*1
というのは、なかなか格好いい。こういう、作品の色の出た格好いい台詞、というのはあると嬉しい。
エネルギー炉を持って指定された場所へ向かう博士、それをこっそりと護衛するフラッシュマン。結局、どたばたの末に、娘もエネルギー炉も総取りする、という展開に。……どうせそうなるなら、もう少し、展開練って欲しかった。
更にどさくさと勢いで、タイムマシンを起動し、過去へと飛び立つ博士。
残されたフラッシュマンは強化ザ・ジーゲンの異次元攻撃に大苦戦するが、過去から戻ってきたタイムマシンのエネルギー炉が異次元空間に干渉し、またも空間を破壊。強化ザ・ジーゲンを倒す事に成功する。
前回に引き続き、ザ・ジーゲンの異次元作成能力が適当というか意味不明というか、異次元と付ければ何やってもいいと思っている感じで、ちょっと困り物。あと、フラッシュマンは自分達の基本スペックが高すぎるが故に、あまりにも頭を使わないのはもう少し何とかした方がいいとは思う(笑)
そして問題の“20年前の真実”ですが、さんざん引っ張った末に、博士は東京オリンピックを見て大笑いしただけで帰って来た事が判明。
な ん だ そ れ は
いやまあ、この序盤で、こんな重要なネタが明かされるわけはないとは思っていたものの、もう少し他に何か無かったのか(^^; タイムマシンは成功したけど、結局、問題のシーンはちゃんと見られませんでした、というだけだったのはあまりにがっかりすぎる。
しかしこの件を通して、「あなた……あたしも、あなたの事、信じてます。失敗を恐れず、また挑戦してください」と、夫に歩み寄る妻。時村一家の家族の絆はより深まったのでありました。
……3人目の娘を作りそうだ、この夫婦。
フラッシュマンが“家族”というもに触れる話、としては出来ていましたが、前回が面白かっただけに、引いた割にはちょっとがっかりな内容でした。


第10話「撃て!花少女の罠」
道でぶつかった花屋の女の子をナンパするダイ。
その時、獣戦士ザ・ガルバリ(見た目がビオランテ)が現れ、その光線を浴びた植物が、凶悪な巨大食人植物と化す! 次々と喰われていく街の人々。
花屋の店長も食べられて、けっこう、女の子にはトラウマ映像。
何とか女の子を逃がすのには成功するダイだったが、獣戦士と、レー・ネフェル、ウルク、キルトに囲まれ、大ピンチに。
ここで幾ら実質怪人とはいえ、顔は人間女ウルク、キルトに対して、何の躊躇もなくメリケンサックで顔面パンチするダイが、超・男らしい。
うむ、戦士たるもの、そうでなくては
他の4人が駆けつけ、窮地を脱したダイは、すっかり花屋の女の子に恋煩い。いつも以上にぽやーっとしているダイを連れて、先手を打つべくザ・ガルバリを探すフラッシュマン達。なんか物凄い普通の乗用車に乗っています(多分、スタッフの自家用車)。バイクは……そういえば、変身後しか乗っていない気がするので、そういう扱いなのかな。……という事は、今後も人間状態の時は、もしかして乗用車で移動するのか、フラッシュマン(笑)
その頃メスでは、専務リー・ケフレンが邪魔なフラッシュマンを先に始末するべく、係長軍団に「弱点を探して罠を張るのだ」と指示を出していた。
ワンダ「弱点ですか?」
ネフェル「罠?」
初めて聞いた日本語みたいに言うな
色ボケのダイは、皆がビニールハウスみたいな所を探索中、ひとり外をふらふら。花屋の女の子が好きだと言っていたタンポポを見つけて口づけしようとしたり、先週のギャバンを思い出す展開。そんなダイの姿を見たネフェルさん、得意の変装術(前回はエイリアンハンターに化けました)で花屋の女の子に変身し、罠を張ったフラワーセンターにダイを誘い込む。
しかしネフェルさん、花の名前を知らなかったり、タンポポ踏みつけたり、超杜撰。
仕事が甘すぎます。
そんな事では、マクーに入社できません。
花屋の女の子(偽)を疑いつつも、しかし結局、罠にかかるダイ。ネフェルは続けて残りのフラッシュマンをフラワーセンターに誘い込み、ウルクとキルトに捕まるふりをして「助けてー、助けてー」の大合唱。ちょっと変装が楽しくなっているっぽい。
「変身したらその女を殺す」と、冷静に考えるとあまり脅迫になっていない脅迫をワンダ係長に受け、大ピンチに陥るフラッシュマン。ザ・ガルバリの攻撃を受け危うし、というその時、ダイが助けに現れる! なんとダイは花屋の女の子が偽物だと見抜いており、わざと罠にかかったふりをしていたのだった!
ここで、テーマ曲(?)がかかり、やたらに台詞回しが格好良かったりと、ダイの男前度が急激にアップ。
変身したフラッシュマンの反撃により、メスの作戦は失敗に終わったのでありました。
………………しかし今回メスは、ビニールハウス捜索なんてやっているフラッシュマンは放っておいて、普通にザ・ガルバリで破壊活動をしておいた方が間違いなく良かった(笑)
なお、最近、無口怪力系がちっとも現場に出てこない……と書こうと思った矢先に登場で、今回のバトルでは久々に係長軍団5人が揃い踏み。少し前に対抗意識あるような素振りがあったのは無かったかのような、共同戦線です。……路線をはっきりしてほしい。基本、幹部いがみあいが好きですが、ヘタレ達に限っては、仲が良いのもありですが。係長達ヘタレだから、お互いのヘマを慰め合うのもあり。メスは社長も専務も部下に優しいし。
花屋の女の子(本物)は、冒頭以外出てこなかったら潔いなぁと思ったのですが、ラストで再登場。意外といちゃいちゃ。
やっぱり、「命を助ける」イベントは、好感度ゲージの上昇が大きいので、皆、要チェック。
なんか段々、『フラッシュマン』が楽しくなってきた。

*1:台詞まま。既に80年代に「ら」は無かった!