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『超新星フラッシュマン』感想番外:8年越しのコラボ

kanataさんにコメントいただいて、問題の『カクレンジャー』を見てみました。ちなみに作品について知っている事は、忍者vs妖怪で、ケイン・コスギ遠藤憲一が出ていた、という事ぐらい。
●『忍者戦隊カクレンジャー』 第38話「モオ〜ッ嫌な牛」
冒頭から、ジープに乗った妖怪ウシオニが逃げまどう人々の背中をライフルで撃ちまくる、というなかな衝撃的な展開。
ウシオニの扱うライフルの弾丸にはウシオニの遺伝子が入っており、その弾丸で撃たれたものはウシオニ人間に変わってしまうのだ!
別の遺伝子を掛け合わせる事で生命体を変身させる……これはまさしく、生命改造実験!
……そうここに、『超新星フラッシュマン』37話でリー・ケフレンが妖怪の遺伝子を入手した秘密が解明されました。
妖怪軍団はかつて地球に侵略してきたメスの大博士リー・ケフレンに接触、地球独自の生命形態として“妖怪の遺伝子”を提供する代わりに、メスの遺伝子改造技術の一部の指導を受け、来たるべき日の為に、その研究を続けていたのです!!
今ここに、8年の時を越えて『フラッシュマン』メインライター・曽田博久の手で明かされる、衝撃の事実!
フラッシュマン』37話に対して『カクレンジャー』38話とか、久々にシリーズ復帰していた曽田さんの脚本回とか、色々と出来すぎ(笑) (※問題の『フラッシュマン』37話の脚本は、藤井邦夫ですが)
というかもうこれはあれですね、『戦隊vs戦隊』シリーズの、萌芽と見るべきでしょう!
なお山賊化したウシオニ人間達が次々と銀行や宝石店を襲って成果をあげるなど、研究の甲斐あってか、メスよりも作戦がうまく行っている感もあります(笑)
本編の方は、ウシオニ人間を倒すべき妖怪と勘違いしたニンジャマンが暴走。妖怪化して暴れているだけの民間人を傷つけてしまい、子供達から非難の声を浴びる。
子供に嫌われて落ち込んでいる所をジライヤ(ケイン・コスギ)に励まされ、「俺、優しくされるの弱いんだ!」と叫びながら走り去るニンジャマン(CV:矢尾一樹)。
君達、どういう関係なんだ
衆道か? 衆道なのか?(やめなさい)
カクレンジャーとの戦いでは、サスケの赤い色を見てウシオニが興奮、それに合わせてウシオニ人間達も各地でパンプアップして大暴れ、というのは面白かったです。最終的にはその特性を付き、ニンジャマンとの協力によりウシオニを撃破。ニンジャマンも正義のヒーローと認められ、子供達と仲直りするのでありました。