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2012年を振り返る:特撮名台詞編

あまりに特撮関係の名台詞が多かったので、今年は別枠で、一気に列挙したいと思います。
なお対象は、今年見た作品(『メガレンジャー』配信のクライマックスは、一応、今年)。
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  • 「鮫島っ、おまえにもわかっている筈だ。おまえが今まで、蔑んできた人間の、その人間の本当の強さが! おまえは、絶対に、勝てん!!」 (久保田博士/『電磁戦隊メガレンジャー』)
  • 「私にもかつて不完全だった時代があった!」 (Dr.ヒネラー/『電磁戦隊メガレンジャー』)
  • 「金は必ずつええもんのところに集まるからなぁ、たっぷり貯め込んだら、地球のてっぺんに城でもぶっ建てて、生涯豪勢に暮らそうぜ。貧乏人の泣きっ面拝みながらなぁ」 (ドン・ドルネロ/『未来戦隊タイムレンジャー』)
  • 「言ったろう。仲間内のいざこざは、嫌いなんだ。どっちか選ばなきゃならねぇとしたら、昔なじみより金と欲で繋がった仲間だ。そっちの絆の方がつええからなぁ」 (ドン・ドルネロ/『未来戦隊タイムレンジャー』)
  • 「僕……夜逃げするの始めてです」 (シオン/『未来戦隊タイムレンジャー』)
  • 「大人になっても覚えてて。みんな、勇気という名の魔法が使えるの。それがきっと未来を照らしてくれる。私もスーパー戦隊にそれを教えてもらったの」 (山崎由佳/『海賊戦隊ゴーカイジャー』)
  • 「死ぬ気はねぇな。だが、命を賭けて、この星を守る。それが、スーパー戦隊ってもんだろ!!」 (キャプテン・マーヴェラス/『海賊戦隊ゴーカイジャー』)
  • 「まとめてブリキにしてやる」 (ヘンリー野口/『特警ウィンスペクター』)
  • 「合体マニュアルに聞け!」 (レッドワン/『超電子バイオマン』)
  • 「トランザ、俺の名を言ってみろ」 (ラディゲ/『鳥人戦隊ジェットマン』)
  • 「私を夜の闇に包め」 (桐原剛造/『超人機メタルダー』)
  • ハスラーくん、呼び捨てはやめてもらおう。今後、ミスターと言え」 (巨人頭脳ブレイン/『大鉄人17』)
  • 「たった今おまえは、アバレモンに決まった」 (三条幸人/『爆竜戦隊アバレンジャー』)
  • 「「「わ、わ、わしらは老人放火団 マッチ一本愛の鞭 恨みに燃える真っ赤な炎 腐った日本を焼き尽くせ おー!」」」 (老人放火団/『特救指令ソルブレイン』)
  • 「装備ばかり頼りにしているソルブレインなんてたいしたことねーよ」 (影山信之/『特救指令ソルブレイン』)
  • 「ああ、最後までクライマックスって意味だろう?」 (M電王/『仮面ライダー電王 俺、誕生!』)

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色々ありましたが……ベスト1は、
「たった今おまえは、アバレモンに決まった」
(三条幸人/『爆竜戦隊アバレンジャー』)
台詞そのもののインパクト、簡潔なセンテンス、発言者が(一応)クール系(だった筈)という内容とのギャップ、そして「アバレモン」という語感の面白さ。一瞬で幸人さんを面白キャラの座に押し上げた、素晴らしい一言でした。
また、35年分の想いが詰まった、子供から大人まで、特撮ヒーローを愛する全ての人に捧げられたこの台詞は、別格という事で。
「大人になっても覚えてて。みんな、勇気という名の魔法が使えるの。それがきっと未来を照らしてくれる。私もスーパー戦隊にそれを教えてもらったの」
((山崎由佳/『海賊戦隊ゴーカイジャー』))
あばよ涙、よろしく勇気だ!
……と、ここまで書いた所で本日、メガトン級のやつが炸裂してしまいました。
太陽戦隊サンバルカン』第8話、「父が歌う手まり唄」より。
「どうだ……この世の別れに、手まりをつかせてはくれまいか」
(嵐山長官)
娘を人質に取られ、命をかけてブラックマグマとの取引現場に赴いた長官。娘を解放する約束は守られず二人揃って始末されそうになったその時……「死ぬ前に一つ頼みがある。私は手まり歌が好きだ。よく、娘が小さい頃、一緒に遊んだものだ」。そして30秒の猶予を与えられた長官は、ゼロガールズが律儀に30秒を数える中、持参した毬を突きながら、本当に手まり歌を歌い始める!
上原正三(脚本)×岸田森(嵐山長官)で、狂気がマックスフィールド
改めてやはり、大先生は凄い……。