1941年6月1日、少しでも時間を稼ごうと、ドイツ軍の尻を叩く形で、ルーマニア、ソ連に宣戦布告。
前回と同じく序盤は快調に進撃していきますが、やはりどうにもドイツ軍の足が遅い。
アルゼンチン編の時の、あっさりモスクワまで陥落させていたドイツはどこにいったのか……?
首脳部にまたも漂う、どんよりとした敗戦の予感。
とにかくソ連、攻めても攻めても攻めても攻めても攻めてもひたすら後方の領地から歩兵が湧いて出る、人海戦術が地獄絵図。
それでも一度振り上げた拳を降ろすわけにもいかず、ひたすら氷点下のロシアの大地に銃声を響かせるドイツ・ルーマニア、ときどきスロバキア軍。
開戦後1年で、ようやくこんな感じ(モスクワは画面中央上、地図上のeの字の左上あたり。
ここに来て遂に、後方のプロヴィンスに師団の配置していない土地が出現し、ロシアの無尽蔵兵力も底が見えてきた……? かと思ったのですが、世の中そんなに甘くありませんでした、ハイ。
春になってドイツ様も少し元気を取り戻し、川向こうで快調に進撃していたのも、1ヶ月程度。
立ちふさがる赤い壁、人の壁、歩兵と戦車の群れ。
人は城、人は石垣、人は堀。
計画経済、同志万歳。
7月、ルーマニア軍、戦意崩壊(おぃ)
攻めても攻めても崩しきれないロシアの大地のぬかるみに、プレイヤーの心が折れました。
なんというか、ハート様の脂肪と戦っている感じ。
プレイヤー、ここで国家目標を「スターリニズムの打破」から、「バルカン半島の死守」に切り替える(^^;
終戦までの残り時間は3年半、果たしてルーマニアは生き延びる事が出来るのか?!
ちなみに今回、対ソ戦がうまく進行していれば、サブタイトルは「戦車も、司令部も、あるんだよ」の予定だったとか。
今となっては、何もかも虚しい。
というかこの歴史のドイツ様、一度も電撃できた事がないんですが。