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トミノ

名台詞で振り返る『無敵鋼人ダイターン3』

どうもなんか『ダイターン3』に関してはまだまだ語り足りないので、折りにふれ、何か思いついたら書き散らすと思うので、生暖かく見てやってください。 というわけで、名台詞をまとめてみる。 ◇「礼儀は心得ているつもりだ」 (破嵐万丈/1話) サンドレイ…

『ダイターン3』落ち穂拾い3:ドンとコロスに関する一考察

「ドン・ザウサーとコロスは万丈の両親なのか?」説についてちょっと考えつつ色々。 前回同様、わからなくても物語上で問題はない事、について出来る限り矛盾を起こさない範囲で拾ってみようという思考ゲームなので、ご了承下さい。 ドンの正体(メガノイド…

『ダイターン3』落ち穂拾い2:ギャリソン時田という男

ギャリソン時田。職業:執事。 『無敵鋼人ダイターン3』第2話「コマンダー・ネロスの挑戦」において、一切の説明のないまま空気のように画面内に登場し、ごく自然に破嵐万丈を後方からサポート。 その職務は、通信、索敵、ダイターン3他のメカの修理・整…

大トミノ祭:ダイタァーーーン、カァムヒヤ!

『無敵鋼人ダイターン3』感想、HTML版、後半戦(21〜40話)まとめました。 ■〔『無敵鋼人ダイターン3』感想まとめ<後半戦>〕 ここに書いていた内容に、加筆訂正を加えたものです。

大トミノ祭:皆殺しの富野祭3(『Zガンダム』&『イデオン』編)

◎『機動戦士Zガンダム』 49話・最終話 ジャミトフを暗殺しティターンズの実権を握ったシロッコ、アクシズを中心にジオンの残党をまとめるハマーン、そしてティターンズの専横を止めようとするエゥーゴ。地球圏を巡って戦局が三つ巴になりつつある中、エゥ…

富野由悠季、1/1ザクを作るなら……

2009年、1/1ガンダムをお台場に展示していた際の、1/1ザクに関する富野監督の発言。 実を言うと、首をああいうふうに動かせるなんて、僕は一ヶ月半前まで知らなかったんですよ。首が動かせるんだったら、なぜ手を動かすことまで考えないんだって、…

大トミノ祭:駆け足で『聖戦士ダンバイン』

マーベルさんは可愛い。肩甲骨美人。 ただしマーベルさんの、男の趣味は微妙だ。 導入のわかりにくさもよろしくないのですが、序盤〜前半は何が悪いって、主人公(ショウ)と、部隊リーダー役(ニー)の二人が、共に困った感じな事。 とにかく主人公が猪突猛…

大トミノ祭:皆殺しの富野祭2(『ガンダム』編)

◎『機動戦士ガンダム』 42・最終話 会談に臨んだレビル将軍の連邦艦隊と、デギン・ゾド・ザビの乗るグレートデギンが、ソーラーレイの光に灼かれる。連邦vsジオン、宇宙要塞ア・バオア・クーを舞台に、最終決戦がついに始まる……。 今更なにをかいわんや…

大トミノ祭:皆殺しの富野祭1

『ダイターン3』の最終回があまりに良くて、しばらくアニメいいや、というぐらいにお腹一杯になってしまったのですが、バンダイチャンネルの月額見放題が勿体ないので、危険な宴に突入する事に致しました。 いきなり最終話だとこちらのテンションも追いつか…

大トミノ祭:『ダイターン3』落ち穂拾い1

2があるかはわかりませんが、後からふと思った事などあれば、適当に書き足す感じで。 全編終了してみると、17話「レイカ、その愛」(脚本:松崎健一)はやはりなかなか異質にして、意義深いエピソード。 このエピソードでは、劇中でこれまで描かれてきた…

大トミノ祭:『無敵鋼人ダイターン3』最終話感想

ほぼ、最終回ダイジェストなので、ラストシーンまで完全紹介などご了承下さい。 ◆最終話「万丈、暁に消ゆ」 火星の宮殿、ドン・ザウサーに語りかけるコロス。 「おっしゃってましたね、あなた。メガノイドの力があれば、人類は地球以外の星に進出していける…

大トミノ祭:『ダイターン3』、視聴完了

最終回感想はまとめるのにもう少し時間がかかるので、明日以降に。 ◆第39話「ビューティ、愛しの詩」 ビューティ観光の月への観光宇宙船ラビット号がデスバトルに呑み込まれ、乗客・乗員が人質にされる。万丈を誘うかのように、地上の博物館に着陸するデス…

大トミノ祭:『ダイターン3』残り5話

終盤になってくると自分の中で盛り上がってくるのと書き取りたい箇所が増えてきて段々長くなるのはいつものパターン。 ◆第36話「闇の中の過去の夢」 アメフトを観戦中の万丈一行は、巨大デスバトルに吸い込まれ、謎の古城に連れ込まれる。そこで万丈らを襲…

大トミノ祭:『ダイターン3』ひとやすみ、ひとまとめ

最終盤の視聴前に、『ダイターン3』感想、1〜20話まで分、まとめました。 ■〔『無敵鋼人ダイターン3』感想まとめ<前半戦>〕 ここに書いていたものに、大幅加筆。

大トミノ祭:そろそろ終盤『ダイターン3』

◆第34話「次から次のメカ」 超パッチワーク回。 過去カットの継ぎ接ぎ映像で、監督:富野喜幸・脚本:斧谷稔・演出:井草明夫*1の至芸が炸裂。 前回のバンク回(第13話)ではレイカとビューティがダイターン3に乗り込んでいましたが、今回はトッポがダ…

大トミノ祭:2012年に語る『ダイターン3』

@houtou_trip20(http://twitter.com/houtou_trip20)さんが、『ダイターン3』絡みの呟きを、御自分のものと合わせてまとめて下さいました。大感謝。 ■〔ダイターン3感想備忘録-Togetter〕 −−−−− 話で笑わせるコメディというのはしっかりシナリオを練らな…

『オーバーマン・キングゲイナー』感想まとめ

ここに書いていたものを、HTML形式でまとめました。基本的な内容は同一です。 ■〔『キングゲイナー』感想まとめ1〕 ■〔『キングゲイナー』感想まとめ2〕

大トミノ祭:『ダイターン3』について考えたい事

なぜ万丈は、ときどき裸ジャケットなのか。 ◆第29話「舞えよ白鳥!わが胸に」 サメ型メカに襲われるアイススケート選手・アイサーを助けた万丈。しかしそれは、彼女の姉であり、一心同体のメガノイド・コマンダーであるリサーによる罠だった。事件をきっか…

大トミノ祭:今日も今日とて『ダイターン3』

◆第26話「僕は僕、君はミレーヌ」 脳波制御装置によって洗脳されて変なコスチュームで出てくるレイカはやたら可愛いのに、同様のビューティの作画が終始ひどい、作画差別回。敵メガボーグの脳波制御光線によりダイターン3(の乗組員)が精神制御を受けて…

大トミノ祭:提督とキノコ

◆第24話「キノコは大きらい」 ううーん、18、19、20と伏線回も含めて力の入る回が続いた後、ここ数話は出来がいまいち。遊園地を舞台にソルジャーと戦う絵は面白かったのだけど、いかにも作画枚数の厳しい回だったというのも含めて、話の出来も良く…

大トミノ祭:『ダイターン3』後半戦

◆第21話「音楽は万丈を征す」 パンツ一丁で怪獣と戦う万丈。 定期的ではありますが、作画的に厳しかったのか、使い回しのカットの目立つ回。今シリーズの酷い時の戦闘シーンはダイターンもメガボーグもエア地面に立ちまくりで、本当に酷い。富野監督は後年…

大トミノ祭:延長戦カムヒヤ

結局、二ヶ月目に延長戦。色々見ていたら、『ダイターン3』が終わらなかったんですもの……。 ◆18話「銀河に消えた男」 火星のメガノイドを裏切って逃げ出した男・ミナモトを追い、新型メガノイド・スペシャル1号が、地球へと現れる。ミナモトからの救難信…

大トミノ祭:久々の『ダイターン3』

◆15話「コロスとゼノイア」 2話ぐらい前から凄く普通に「ギャリソンミサイル」という大型ミサイルが登場(万丈の屋敷の裏山ぐらいから発射)しているのですが、そんな物に自分の名前つけないでギャリソン。 どこまで万能なんだギャリソン。 まあ偽名だろ…

「ブライトはなぜアムロにガンダムを任せたのか?」補遺

昨日のガンダム話に書き忘れを発見(加筆済み)。 第1話でアムロがガンダムのマニュアルを手に入れるシーンは、偶然にしても単なる偶然ではなくて、“人々を助けようと能動的に行動している途中”に手に入れる事で物語性が成立しています。普遍的な作劇技法な…

『機動戦士ガンダム』、ブライトはなぜアムロにガンダムを任せたのか?

『イデオン』との比較の為に『ガンダム』1話も見ようかなぁと考えていた所に、たまたまTwitterで「物語序盤で、どうしてリュウではなくアムロがガンダムに乗ったのか?」というやり取りを見て触発されて、つい勢いで3話まで見てしまいました。 「リュウが…

大トミノ祭:『伝説巨神イデオン』1話詳解

何だかもやもやしたので遂、『伝説巨神イデオン』1話を見てしまいました。 今作における、「あ、戦争になっちゃった、てへっ」感は、アニメ史上の白眉。 お嬢様の我が儘と現場の保身が絡み合って、一発のミサイルのスイッチが、あっという間に星を呑み込む…

大トミノ祭:色々な1話を見てみよう2

◆『聖戦士ダンバイン』 富野の愛するバイストン・ウェルの物語……という事でか、珍しく脚本段階から自ら書いているのですが、素晴らしくわかりにくい。何がわかりにくいかというと、キャラクターそれぞれの台詞、一言一言の背後に、言葉にならない行間が詰め…

大トミノ祭:ぼちぼち『ダイターン3』感想

◆12話「遙かなる黄金の星」 万丈、火星脱出の顛末。けっこう重要な伏線回。作画に凝りすぎて彩色している余裕がなかったのか、宇宙船がえらくモノトーン。回想シーンの万丈母の声と、ダイターン3基地のコンピュータの音声が同じ声優だったらそうしようか…

大トミノ祭:どんどん行こう『ダイターン3』

この頃から、端役に戸谷公次さんが大量に出ているのは、今聞くとなんか嬉しくなる。あと今作では、龍田直樹(当時:竜田直樹)が同様の役回りで、大量出演。確認で調べたら、戸谷さんのイメージが強すぎて印象無かったけど、龍田さんも80年代富野アニメの…

大トミノ祭:ぼちぼち見ている『ダイターン3』

他にも色々見ようと思っていたのですが、『ダイターン3』面白いなー。 もはや伝説的な『ザンボット3』と、言わずと知れた金字塔『ガンダム』の間に挟まっている事もあって、キャラクター性を除いては評価が後回しにされている感がありますが、かなり面白い…